lipとrip

lip…意味は「唇」

 

rip…意味は「引き裂く」

 

この発音のちがいは、見てわかる通り、「l と r」のちがいです。
ではみなさん!
「l と r」の発音のちがいってわかりますか?

 

よく言われる、日本人には難しい「l と r」の発音。

まぁ日本人に限ったことではないのですけどね。


どうも日本人は、謙虚さを飛び越えて、自分を卑下する癖があるのですが、


私の知り合いの韓国人も『「l と r」の発音は難しいよね〜』と言っています。


 

「l と r」の発音は、舌の使い方の慣れのようなものです。

でも、舌の使い方を意識しすぎるとかえってよくわからなくなるので、

基本的には文脈や会話の中で、そのちがいは大体わかってくれます。

 

それは、外国人タレントが話している日本語を私たちが理解できるように、

英語圏の方達も第二言語の英語を話す人のことを理解しようとしてくれますからね。

よほど、いじわるじゃない限り…。

 

さて話が長くなりましたが、

レプトン生は、
先の「rip」や「lip」という単語を、

自分でiPadに「録音」し、

その自分の発音を聞いて、
それが「rip」なのか「lip」なのかの聞き分けをしています。

もちろん、私たち講師もその「生徒の発音」を聞いて、どちらかなのかを判断します。

といいますか、聞き分けることができています。
他の単語の発音も録音されていて、それらをランダムで選択するので、順番通り…ということはありません。

 

ここで重要なのは、私たち講師が聞いても、
それとわかるくらいに「l と r」をクリアに発音しているということです。

このことは非常に重要なことです。

 

レプトン英語には、いわゆる「外国人講師」と一緒に学習する訳ではありません。

あくまでも「英語を聞きまくって、耳と目で英語を覚え、覚えた英語を発音し、読む」という学習スタイルです。

あえて外国人講師に頼らず、同じ英語を何十回も読んでもらわなくてもいいので、気兼ねなく何十回も聞けるのですね。

 

だからですが、何十回も同じ英単語の発音を「聞きまくり」するのです。

当然ですが、聞いた回数が多ければ多いほど、英語を聞く耳が鍛えられます。

ちなみに、英語を聞く耳は何歳からでも鍛えることができます。

 

ということで、何十回も「聞きまくり」していると、

いつの間にか「l と r」の発音のちがいが、しっかりできるようになっていきます。

もちろん、何十回も「聞きまくり」することは、何十回も「発音する」ことですからね。

微妙なちがいではあるのですが、
その微妙なちがいは「繰り返しの聞きまくり」学習で得られる努力の結晶です。

 

なので、決して「カンタンに」できるようになるはずはないのです。

実際、今カナダにいる私の元教え子は、この「l と r」のちがいを未だに克服できていないと
先日話したときに嘆いていました。
現在で3年以上の在住です。
それでも普通に働いているので、まぁそこまで神経質になるほどではないのでしょうが…。

 

ということで、

レプトンでしっかりと学び込めば、「l と r」の発音のちがいに限らず、

英語を聞くこと、英語で書くこと、英語を読むこと、自分で考えたことを英語で話すこと、ができるようになります。

ただし、カンタンではなく、なかなかの努力と時間をかけて、です。

 

でも…
相当の時間をかけて、きちんとした理論に基づいた学習方法で学んだことは、一生忘れることのない学力になりますよね?
だから、言語学習は、時間をかけて、努力を重ねていくしかないのです。

 

えいめい塾のこども英語レプトン生は、今日も何度も何度も聞いては発音して、頑張ってます!


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