英文と日本文のちがい~

A fat rat has a map.
太ったネズミが地図を 持っています

 

このような英文がテキストにはたくさん出てきます。
まぁ内容はさておき、
たくさんの英文にふれて、
その英文の意味にふれ、
その英文を日本語に訳す。

 

この繰り返しによって、
『日本文と英文の成り立ち』のちがいに気づく生徒がでてきます。

みなさんは気がつきますか?

 

 

正解は、
英文と日本文では、「コトバの並ぶ順」がちがう、です。

 

英文では、主語‐動詞‐目的語(修飾語)の順です。

 

日本文では、主語‐目的語(修飾語)‐動詞の順です。

 

このような「ちがい」は何度も繰り返し、英文を読み、日本文に直すことで、気が付くことができます。
多くの英文を”読む”ことで、気が付くことができます。
”読む”のです。
ただ”眺める”だけではないのです。発音された”音だけをただまねる”だけではないのです。

 

英語発音のルールにのっとり、英単語を発音し、英文として”読む”のです。
”読む”とは、「内容を理解する」ということを意味します。
そうでなくては読むではなく、ただの物まねにすぎません。
それでは英語を理解した、分かったとはなりません。

 

えいめい塾のこども英語レプトンでは、こうした「英文と日本文とのちがい」を意識させるような学習をしています。
意図的というよりも、学習していく中で自分で気が付く、ということです。
そうした「自分なりの気づき」は学習をしていく中でとても大事です。
なぜなら「忘れない知識」となり「使える知恵」となるからです。

 

人から言われたものは、忘れてしまうことも多いですが、
自分で気づいたことは、なかなか忘れないものです。

 

 

そして、そうしたちがいを「文法」という英文の法則に当てはめていくと、
自分の気づきが、間違いないことがわかるのです。
それは、とてもうれしいことです。
自分の発見が「正しい」となれば、自信になりますからね。

 

こども英語レプトンを開始してから、5ヶ月が経過しました。
生徒の学習スピードと理解スピードによって異なりますが、
生徒全員、自分なりの「気づき」を持って学習をしています。

 

この「気づき」は毎日増えています。

それこそが、英語を学んでいる生徒たちの成長の姿だなと思います。

 

だからちょっとした英文法のルールを教えると、すらすらと英文を「作って」きます。
すごいなぁって、教えている私たちが微笑んでしまいます。

 

この子たちが本格的な英文法を学習し始めたら・・・
そんな姿を想像すると、
「ぼく、いつか外国人と話せるかな!」という声が聞こえてきそうです。


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