みかんせいでの学習は、確認に次ぐ、確認です。
個人指導というのは、生徒が一人(個人)でも学習できるようにする指導ですから、一人で勉強ができるような学習方法を獲得しなくてはいけません。
ですので、「孤人(こじん)学習」ということもできるでしょう。
しかしそんなコジン学習がいきなりできるはずもなく、
そしてそんなコジン学習はときどき斜め下にいくので、
毎度毎度、覚えているかの確認が必要になってきます。
ここで、学習によるコミュニケーションが生まれます。
質問しながら、答えながら、
で理解度と生徒の人と為り(ひととなり)を知り、
個人的に考えていることや思っていることを聞いたりします。
もちろん学習の内容を尋ねる質問が基本ですけどね。
ときどきは生徒の趣味や好きなものや学校話を聞いたりしてます。
さて、ではどのように確認するかというと、
1.口頭での質問
2.実戦での質問
が主です。
まずは、テキストやノートをまとめをした内容の口頭で質問します。
もちろん出題範囲は「まとめノート」の内容です。
でもこれでは「言葉の丸暗記」になっている可能性が高いので、
実戦での質問をしていきます。
となりの写真でいると、
英作文で、能動態の文を受動態に変える、という学習ですね。
このようにその瞬間の学びをすぐに浸透させていく質問をしていきます。
あとは、ある程度浸透するまで、同じような質問をしていきます。
学習を進めているときに、
実は一番簡単なのは「問題に解答すること」なんですね。
自分の理解だけでおさまるものだからです。
しかし、「なぜそのように考えたのか」の説明となると、ちょっとハードルは上がります。
なぜなら「自分の理解を他人の理解へする」という説明は、自分の理解が100%に近い状態ではないと、なかなかできないからです。
100%に遠い理解では、なんとなくは解けても、自信を持って解く、とはなかなかいかないものなのです。
だから自信がないので、説明もたどたどしくなってしまいます。
その自信のなさを、直接質問(講師が生徒に質問)する中で、
確実な自信へと変えていくのですね。
そんな観点からも、「質問する力」は生徒のみならず、講師にも必要な力量なんですね。
そういう「質問する力」は、「質問される経験」の多さ、学習への疑問の多さが、多ければ多いほど、力は上がっていくるように思います。
ということで、西校では今日も「質問待ちの生徒」でにぎわっています。
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