さて、このノートはある生徒の20分間の記録です。
中3生の学習で、展開という単元があり、その中では乗法公式という計算方法を覚えて、使えるようになる学習があります。
この生徒は、GW明けということもあり、せっかく覚えた公式の「使い方」をすっかり忘れていました。
なんでもそうですが、使わないものは忘れますし、使えないものは消えてしまいます。
ということで、①の状況でした。つまり「まったくできない」状況です。
そこで、もう一度公式の成り立ちから話をして、再度やるのですが②の状況です。つまり「まだ全然できてない」
厳しい指導を繰り返すうちに、徐々に公式を使えるようになっていくのが③の状況。つまり「理解し始めた」です。
そうして手こずった問題をクリアし、ほかの問題もやっているのが④の状況。つまり「自信をつけた」状況です。
①の写真と④の写真を見比べるとその差は歴然ですよね。
まさに「自信のない文字」と「自信のある文字」の違いが本当によくわかります。
同じ生徒なんですよ。それも20分くらいの間の出来事です。
これが学習の変化であり、生徒の成長の変化です。
一番驚いていたのは、、、生徒本人ですけどね(#^^#)
適度の緊張感を持って学習をすることで、それまでにはない集中力を高めることがあります。
家庭での学習では得られないもの、それがこの「適度な緊張感と集中している感覚」なんです。
そうした緊張感と集中する感覚は、テスト本番でも大いに役立つ感覚になります。
学習内容ももちろんですが、精神面でも成長を感じてもらうことも、大事な「みかんせいでの学習」なのです。
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