本番前に実力を知る

今週は、課題テストWEEKです。


数学は、前期中間テストに直結する内容の復習テストで、

英語は、前期中間テストに直結する文法の復習テストです。


3月~4月にかけてある程度仕上がってきているのですが、そこからワンプッシュしていかないと、本番では「満足&納得」の結果は得られないですからね。

その”ワンプッシュ”ポイントを探すテストでもあります。


ここからさらに上げていき、テスト直前に「仮想テスト」を実施して、本番に臨みます。


これから3週間から1ヶ月

いろんな行事も重なりますが、常に「テストで結果を出す」ことを意識し、イメージを持たせていくことが、これからの講師の役割です。

単元の内容を知り、

内容を覚えて、

頭から出す。

 

そうして頭の中に入った情報を駆使して、問題を分析し、考え、解答まで導く。

 

言ってみればそれだけのことなんです、テスト勉強なんていうものは。

しかし・・・

みなさんもご存じのとおり、そう生易しいものでもありません。


中にはあっさりと「出来て」しまう生徒もいますが、

多くの場合は「努力を重ねる」ものです。


重ねた努力の「違い」が、

出てくる結果の「違い」になるのです。


誰かと比べての「努力の違い」ではなく、

自分の納得と満足を得るための「努力」です。


とはいえ、闇雲な努力はやはり効果は薄いかなと思います。


効率のいい勉強というのは、勉強方法というよりも、自己分析の正確さに起因します。

自分の弱点を知る、その「知る」というのも、おおざっぱに「数学弱い」とか「計算弱い」とはではなく、細かく「どこができていて、どこかわかっていないのか」を知る。

さらに「なぜできていて、なぜわかっていないのか」を知る。

 

とにかく自己分析をする、

自分の中にあるはずの答えにたどり着くまで自分を裁断していくのです。

そういう行為を「考える」といいます。

「考える」というのは、教科書やワークの情報を分析し、覚えることではなく、

自分の中にある「自分」を知ること、知ろうとすることなのです。

そうした連続性の先に、いつか「宇宙」を感じることができるかもしれません!(^^)!

 

さて・・・

そうして知った「勉強に対峙している自分」に対して、適切な処置を施します。

その処理の仕方が効率のいい勉強方法になってきます。

だから「一人ひとりちがう学習方法」なっていくのですね。

 

足りていること、足りていないことがわかると、あとはスムーズです。

充足と不足を知ることは、不安や恐れをなくします。

不安や恐れの最大の原因は「無知からくる妄想」ですからね。

自らの妄想が自分を不安にさせているのです。

しかし、原因を知り、対策を知ることで、不安や恐れはなくなり、「覚悟」だけが残ります。そうなれば「あとはやるだけ」ですね。

 

学習を重ねている生徒の多くは、大小ありますが「覚悟」を決めています。

しかし学習がそこそこの生徒の多くは、覚悟の前の不安や恐れが強いのです。傍から見て「本気になってない」と見えてしまうことの理由です。

そういう理由で、みかんせいでの学習は、勉強内容を教えることだけでなく、メンタルトレーニングも含んでいるんです。まぁ「きちんと叱る」ってやつです( 笑)