食べてしまうぞぉ!

わ”りぃごは、いねぇがぁぁぁぁ!!!


おっと、そこの二人!

食べられてしまうぞ!!


ん?

あの二人は・・・

おぉ、今年の卒業生じゃないか!

高校生、テスト前、突然の訪問!

そして・・・勉強に勤しむ・・


がんばれ、がんばれ、高校生!

がんばれ、がんばれ、卒業生!


本日の成長〜説明の順番を考えるとスムーズにできる〜

思いついた場所から求めている時の様子
思いついた場所から求めている時の様子
求めるものを順序よく考えた時の様子
求めるものを順序よく考えた時の様子

一目瞭然ですね。もちろん「同じ生徒」の解答です。

これまでの苦労(左)があるからこそ喜び(右)があるのです。


小4年の生徒です。

これまでは、本当に思いつき、目に付いたままに求めていたので、

説明するときには「どうやってその角度の大きさが出てきたのか」がわからなくなっていたのです。

「あれ、どうやってやったかな?」

「あれ、なんだろうこれ?」などなど

自分がしてきたことに対して、意識が向いていないことが問題でした。

つまり「何をしているのか、わからないまま、時が流れて・・」という状態です。


そういう状態の彼でしたが、そういう状態の全てが悪いわけでもないのです。

闇雲に戦いを挑む!というチャレンジ精神、

折れない心を作るための挫折は、

成長するための大事なメンタルなんですね。

だから時々は、とりあえずやってみます!的にやってみるものいいことなのです。


とはいえ・・・

いつまでもそれでは成長もありません。

そこで「自分でしていることとその順序とそのゴール」が

見えるようにしていこうと指導しました。


つまり「スタートからゴールまで、順序を考えながら解く」という指導です。

問題文に書かれてあることをしっかりと読み込んで、

自分で図解し、

道筋を考える。

これまでのチャレンジにクールな知性が備わった瞬間です。


これ以降・・・

これまで1問に何分かかっていたのかわからない状態でしたが、

解く格段にスピードが上がり、説明もスムーズになりました。

本人が一番喜びます。

これまでの苦労が大きいからです。

これが、挫折からの復活を待つことなんですね。


というわけで、小学4年生男子、今日は「目に見える成長」を遂げました。


しかし・・・目には見えなくても、生徒たちは学びの中で確実に成長しています。

毎日の学びを続けている生徒は、間違いなく成長しています。


その学びが、大きな成果につながるまで、見えない成長を信じて、見守っていきましょう。