小学生たちが漢字のテストしています。
漢字、、、
自分は小学生のときも(今も)覚えるのが苦手です。書くのは面倒臭い、似たような漢字があって覚えづらいし、漢字の練習をしている小学生たちの気持ちはよーくわかります。でも、漢字は相手に正しく意味を伝えるために必要なツールだから頑張って覚えよう!
かんじをかく。(→漢字を書く。)
かんじをかく。(→幹事を欠く。)
こんな感じで、漢字が見やすくなりますよね〜。
さて、話は2日前にさかのぼります。
とある生徒に1週間前、宿題に出していた漢字の問題。
必ず合格できるように練習してくる!と約束して臨んだ漢字テスト。
結果は、ほとんどが書けていない状態でした。
一目で練習していないなーと分かり、残念な気持ちで理由を聞きました。
本人曰く、「たくさん練習したんだ。でも、できなかった。」と。
『何度練習したの?』「1回です」
『それは一生懸命できるようになろうと思って勉強したの?』「はい」
『先週も同じことを言っていたよね。これが精一杯努力した結果なの?
合格しようと思って練習したのが1回。それで覚えられるの?』「・・・」
『一生懸命やって、この結果なら何も言わない。これが本当に精一杯の力なの?』「ちがいます」
『先週約束したこと覚えているかい?』「はい。」
『その約束を守るために、一生懸命になったかい?』「・・・」
『君は約束を破る人になりたいのかい?』「いやです。」
『今、破る人になっているんだよ?』「・・・」(省略するとこんな内容だったと思います。。。)
この後、目にたくさんの涙をためて、自問自答していました。
きっといろんな理由をつけてやらなかった自分を情けなく思ったのだと思います。
『本気になってやってごらん。君の本気を見せてくれ。約束できるかい?』「できます。」
一生懸命努力して、一生懸命工夫して、考えて、それでもできないことは山ほどあります。
しかし、一生懸命やったという事実は心の中に残っています。そして、見ている人はみています。
自分が立てた目標を達成し、自分との約束を守るために行動したことはちゃんと残っているんです。
今日、この生徒さんがリベンジをしにきました。(1週間後にテストの予定でした。びっくり!)
一昨日と昨日、一生懸命練習したんですって。
お母さんも一緒に練習してくれたそうです。絶対できるからがんばれ!!って。(ありがとうございます^^)
開口一番
「家でのテストは100点でした!だからできます!!!」
僕の本気をみてください!と、目が輝いていました。
結果はもちろん100点。
よく頑張って練習してきた!その本気が見たかった!!!
満面の笑み。何より嬉しい成長です^^
こちらはとーっても工夫して都道府県を覚えてきてくれた生徒さん
九州を覚えてきました!!
えーなになに??
満点!!いい笑顔です。
東北地方を2週連続で合格できずにいた生徒さん。
気分を変えて、九州から覚えることにしました。
ただし、「条件は全部ちゃんと場所で覚えてくること!!」
彼女が考えたのは、自分で地図を書いて覚えようでした。
色も使っていて、周りが海なのも一目でわかります。とっても工夫して、とっても努力してますね。
試行錯誤して一生懸命覚えてきたんです。ばっちり満点とって、サイコーの笑顔です^^
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