今日は寒かったですね。
まさかの6月中旬ストーブですよ、ストーブ!
先週の月曜日・火曜日は30度越えだったのに、1週間後には20度切りですよ。
なんて天候だっ!
1行足りん!
今回の中学生の数学のテスト範囲は主に「計算」です。
中1生は正負の数
中2生は式の計算といって、文字が2つ以上入っている計算
中3生は乗法公式を使う展開と因数分解です。
とある中2生徒の式の計算
2(a-3b)-3(2a+4b)
=2a-6a-6b+8b
=-4a+2b
とまぁやってきて、とまぁ間違いなわけですが。
みなさんはすぐにわかりますか?
この生徒のクセではあるのですが、分配するときに「1行足りない」んですね。
それが見難さとミスを誘発するやり方となってしまっているんです。
その足りない行は2行目です。
分配と項の移動を同時にやってしまっているので、分配するときにかける数字を見間違えるミスを犯しています。
これはテスト時には致命的なミスになりますし、更に頻度も増すミスになるんです。
ということで、次のように変えます。
2(a-3b)-3(2a+4b)
=2a-6b-6a-12b
=2a-6a-6b-12b
=-4a-18b
たった1行増やして書いたとしても、せいぜい3〜4秒程度です。
頭の中で計算するよりも、書いた方が早いです。
数字や文字が見えるので、見直しもし易いです。
これまで自己流で勉強してきた生徒は、力はあるのですが、変な癖が付いていることもあります。そうした癖を直すことで、これまで以上の能力を発揮する生徒はたくさんいます。
そうした変な癖の矯正も学習指導の一環なんですが、本人が痛みを感じるからこそ、癖の矯正はできるんです。
なので、そういうときはよく話して、そして実践してもらいます。
そして、過去の自分と比較してもらいます。
そしたら…自ずと結論は出ます。
自分を変えることは簡単ではないように思えますが、
自分の”本心”で決めたことなら案外簡単に自分を変えることができるのではと思います。
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