国語の勉強ってどうやるかわかんない・・・
という生徒は結構いるもので、確かに数学や英語ほど「明確な答え」がないのが国語の特徴です。しかし国語ほどラッキーなものはなく、なぜなら「答えはそこにある」んですね。
ある意味模範解答が用意されているのが、国語という教科の特徴とも言えます。
あくまでも教科としての国語であり、母国語としての国語とはちょっと違うのですけどね。
ではなぜ生徒のみんなが国語を嫌がるのかというと「模範解答がそこにあるからこそわからなくなる」からなんです。あとは文章を読むのが面倒臭いとかもありますが。。
解答がそこにあるけれども、どれが解答なのかはわからない。
例えて言うなら、せっかく解いた数学の計算問題でも、解答には問題番号が書いてあるからすぐにこれが答えだとわかりますが、そういう問題番号の書いてない解答ならどうなると思いますか?ただの数字の羅列ですよね。これでは、どれが解答かはわからない。
国語の文章もこれと同じなんです。
解答は書いてあるけど、どれが解答かはわからない。
だから「嫌になってしまう」んです。
ではなぜ解答を見つけられないのかというと、それは「聞かれていることがわからない」からなんです。つまり設問の意味をしっかりと捉えていないから、なんです。
何を質問されていて、何を解答すべきなのか。
そういう「問題文の分析」ことが、「ちゃんとした解答」を文章から見つけ出す一番の近道です。これは「勝手な思い込みをなくす」ことにもつながります。
よく文章に書いていないことを勝手に想像したり、いきなり物語を創作する生徒がいますが、これは大間違いです。誰も知らない物語や君の知らない物語を語られても、語られる方が困ってしまいます。思い込みは、いろいろと良くないものです…。
みかんせい知創の国語分析読みとは、国語の設問をしっかりと分析し「何を質問されていて、何を答えるのか、どうやって答えるのか」を明確にしてから、解答していく方法です。
これにより、文章という大海から、必要な貝殻を迷うことなく拾い集めて行くことができます。選択するときでも、惑わされることなく選び取ることができます。
もちろん最初は時間がかかりますし、いきなり読み取れるようになるわけでもありません。
訓練が必要です。しかし体得すれば、国語に限らず、他の教科も飛躍的に伸びていきます。
というのも「ちゃんと理由を考えならが、説明することができる」ようになるからです。
ということで、現在その特訓中な生徒達です。
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