夏期講習会の前半が終わろうとしています。
連日朝8時30分~18時までの学習時間、本人たちも想像していた以上に肉体的に、そして精神的に疲労が蓄積しています。
塾の開校時間内に、部活に行き戻って来てまた勉強する生徒もいます。
なぜ彼らはそこまで勉強するのでしょうか。
それは、学ぶ必要性を知っているからです。初めは「テストでよい点数をとりたい!」、「〇△÷■※高校に行きたい!」など目標をもって学び始めたり、「親に行けって言われたから」と自発的に学んでいない状況が人ぞれぞれにありました。
しかし、いざ学び始めると、ほとんどの生徒が気づきます。
「自分はなんて無知なのだろうと」
それは、勉強が出来ないということではありません。
他者との比較の中で、自分の位置づけをするとします。
しかし、それにはあまり意味がないように感じます。
テストの得点で誰かを抜くことが成長なのでしょうか。
また、誰かに抜かれることが敗北であり、怠惰な証なのでしょうか。
自己成長とは、思慮深くなることで自己の理解から他者を理解することが深まることなのではないでしょうか。
そうして初めて、自分が自分以外の存在のお蔭で生きていることに深い理解を示すことができるでしょう。
自分一人の力で生きていると思いあがってしまうことが無知なのだと考えます。
学ぶことの大切さを知り、一生懸命に自分を鍛えるこの子たちを私は尊敬しています。
さぁ講習会後半戦です!
精一杯学びましょう。
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