実際に動かしてみる

おや、手前の少女が何やらブロックで遊んでいます
おや、手前の少女が何やらブロックで遊んでいます
覗いてみるとノート片手に、ブロックを数えています。
覗いてみるとノート片手に、ブロックを数えています。
どうやら、どんぐり文章題を解いていたようですね
どうやら、どんぐり文章題を解いていたようですね

小学生の文章題は絵や図を使って解いていきます。

しかし、絵や図というのは抽象的なものなので、子供達にとっては難しいものでもあります。


また一度書いた絵を実際に動かすことはできません。

なので、動きのある問題や数合わせをする問題になると苦戦することがよくあります。コマ送りで考えられたらよいのですが、最初からそう上手くはできません。


「文章の通り絵を描いて考えるんだよ!!」

この一言は、子供達にとっては大きな試練なのです。

といっても、試練は越えるべきものですから生徒たちはまずノートの上でやってみます。何ページにも渡って試行錯誤します。


やったんだけど、どうしても数が合わない。

うーん、どうしても数が合わない。助けてください。

(これが言えるかどうかも大事なポイントです。理由はまた今度)


そしてそんなときは、実際に動かせるブロックを使って考えてみよう!と提案です。

すると、自分の力で難なくクリア〜です。


ブロックは実際に手に取り、動かすことができるので、具体的に物事を考えることができます。

文章をしっかりと読めていればできるはず!!


具体的な考えから抽象的な考えに至るのは、成長の過程でもあります。だから、抽象的な絵からいったん離れて、具体的なブロックで考えてみる。できることからやってみる。そして、その結果を使って次は絵を使って説明できるように練習する。


このくり返しによって、どんどんと力をつけていきます。この生徒さんはちゃんと説明できました^^

めでたし、めでたし


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