教わる姿勢

講師の考えを自分のものにしようと必死に聞いている生徒さんです。頑張るんだぞ!
講師の考えを自分のものにしようと必死に聞いている生徒さんです。頑張るんだぞ!

「今日習ったことがわかんなーい!」ととても困った様子の生徒。

「大丈夫だ!バッチリ教えてあげる!」と講師から安心の一言。

 

その前に考えて頂きたいことがあります。

「なぜ学校の授業の中で理解できないのだろうか?」「どうせ授業中におしゃべりでもしているのだろう」と思うわれる保護者の方も少なくはないはず。たしかに、おっしゃることはわかります。しかし、おしゃべりもしていない、授業にも集中している、そんな状態でいて「わからない…」ということならばいかがでしょうか。そうです、これは実に深刻な問題なのです。なぜならば、学校の授業についていけないということが現実に多数起きていることだからです。これは、目を背けてはいけない一つの社会現象だと考えます。では、なぜ授業についていけないのか。明確な理由の一つに、文章を読み解く力(読解力)の弱さが挙げられます。また、読み取ったことを頭の中で組み立てていく力(思考力)の弱さも考えられます。どちらも以前から注目されていたキーワードではありました。しかし、この課題が浸透し効果が出るにはまだ時間がかかると言わざるをえません。みかんせいでは読解力・思考力を鍛える学習を日々実践するため、生徒の視点に立ち、わからなくなった個所から理解の仕方を手教えで伝えています。その場で理解した生徒は、今度は自分の力で講師が説明した手順を自分のノートに再現していきます。途中困ったら何度でも同じ説明を聞くことが出来ます。しかし、ノートに再現する際はあくまで自分一人の力で行います。考え方を頭にインプットするためには

必要な取り組みです。そして、本当に理解したのならば、今度は講師の前で生徒が理解した内容の説明をしていきます。出来なければまた再現学習をしていきます。勉強は非常にエネルギーを使います。だから、学ぶからには覚悟が必要です。真剣に学ぶ覚悟が。







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