先日、ある生徒が高校合格の報告に来てくれました。
その生徒は、昨年の三者面談の際に推薦での進学に意志を固め、その時点で塾は卒業ということなりました。
そして合格通知が届き、「塾に知らせたい!」と思って、ここに来てくれたことが非常に嬉しかったです。
受験には、生徒それぞれの苦悩と葛藤が必ずあります。
もちろん、この生徒も例外ではありません。
私立に行けば自分がやりたいことが出来る!
でも、ついて行けるかどうかが心配…
公立に行けば、やりたいことではないにしても十分楽しめるかな…
逃げるな!迷うな!進め!と、やりたいことが出来る道をすすめることは簡単です。
しかし、それでは何も解決しません。
ここは本人が決めなくてはなりません。
どんなに、悩み、苦しみ、そして時間がかかったとしても、自分が答えを出さなくては、この先の人生でもまた、誰かに決めてもらうようになっていきます。
あれから2カ月、この合格通知はこの子が出せた答えの証なのだなと思うと、これまた嬉しいものですね。
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