中学生の学年末テストが終わった中学校もあり、
まだこれからの学校もあります。
終わった中学生は…結果は悲喜こもごもって感じではありますが、おおむね「事前の仕上がり通り」の結果ではないかと思います。
つまり…
仕上がりが良かった教科の結果は良く、
仕上がりが悪かった教科の結果は悪く、
まぁ…
…問題の良し悪しはあれど(いつものことです)
結果そのものは「当然の結果」だったと言えるでしょう。
手応えが良かった…
といっても結果が出ない時もあります。
そういうときは「自分の手応えとテストの手応え(難度)のギャップ」がなぜ起きたのかを自己分析して、なぜ「できたと思った」のに「できていなかった」現実になってしまったのかを考えないといけないのです。
よく「全部(解答欄を)埋めたよ!」という生徒がいます。
それはそれでいい頑張りなのですが…「埋めること」が目的になってしまい、ウル覚えのものを書いただけ、となっていることが多いです。
以前は、空欄だらけ…なことを思うと、それはそれで成長(?)とも言えるのですが、しかしそれでは残念な結果になってしまいます。
とにかく…
結果の良し悪しは、事前の準備の状況の良し悪しにかかっている。
となれば…
事前の準備を周到に、時間をかけて計画的に進めることが最も重要なことです。
というわけで、ネクストテストに向けて始動します。
2月22日から3月24日までの中1・2生の学習内容です。
この時期は、積み重ね教科である英語と数学の現学年の復習がメインテーマです。
春期講習会に向けて、もう始動しています。
もちろん新学年に向けてもですね。
おっと…春期講習会のことがHPにも掲載されています
あとFacebookには、2016年度の新規生徒募集の内容が載ってます。
よかったら見てください!
1からやり直し…
正直あまり「聞きたくない」し、「やりたくない」響きのあるセリフですよね。
僕もあんまり「言いたくない」セリフではあります。
ホントですよ(苦笑)
しかし…
そうは言っても言わなきゃならねぇときがあるんでガンス!
ある生徒のお話
前回までどんぐり文章題小2生90番代まで進んでいたのですが、同じような問題2〜3問に2〜3週間かかっていて…
結果「小1問題からやり直し」となりました。
その理由は「文章の絵図化」に難ありの状態になってしまったからです。
つまり「文章を十分に理解しない中で絵図化しようとするから、文章不理解の図で何とか答えを出そうとして、あらぬ方向に行ってしまい、結局正しい答えを導けず…」という状態です。
一言で言うと「悪循環」っていうことです。
こうなると、実は進むより「戻る」ほうが「真の実力」が付くんです。
繰り返しやる効能でもあるのですが、「考えることの根本的な能力」が、以前に比べ「飛躍的に」上がっているんです。
つまり、以前は「とても時間をかけて説明しないとなかなか分からなかった」ことでも、
「少しの時間の説明でもわかるようになってきている」ということです。
100%「わかるようになった」と言えないところはありますが、
それでも「わかることが大幅に大きくなってきている」のは間違いありません。
それに、同じ問題で何週間もかかっていると「自信の喪失」となっています。
これでは先に進むことに対して「不安感」しか出てきませんから、仮に小2問題が終わり、小3問題に入ったとしても同じ状況か、下手をすればもっとひどいことになることもあります。
そうなると「勉強嫌い!」ってなってしまいます。これは良くない。
という判断で「小1問題のやり直し」となったわけですが…
今日の様子はどうかというと…はい、「絶好調」です。
もちろん一度やったことのある問題ということもありますが、以前より丁寧で早く解いてきています。
説明した後に、机に戻るときの「スピード」が違いますからね。
その生徒はまだ小2生です。
まだまだ十分でたっぷりな学習時間を取れますから、じっくりゆっくり丁寧に、これからも学習することで真の実力を養っていくことでしょう。
問題なのは…
小2生でのやり直しは、まだまだ「傷は浅い!」という状況なんです。
これが中1生となると…「傷が深すぎるだろ!」という状況になってしまいます。
…ちょっと長くなるので、この話はまた次の機会にお話します。
それでは、また別の機会にお会いしましょう。
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