さて、賢明なるみなさんはもう「アクティブ・ラーニング」という言葉を耳にしたことがあると思います。
直訳すると「能動的な学び方」とでもなるのですが、
教育用語的・文部科学省的にいうと…
「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れ た教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。」
となります。
えー…
要約すると
「教えられるだけではなく、自分たちで学び合い、自分の能力を向上させる学習方法」
となります。
つまりは
「ただ座って聞いているだけでは学習能力は伸びないので、自分の考えを話し、他人の考えを聞こう」という学習方法ですね。
そして
「自分の考えを得るには、様々な体験をして、その体験を基にすることが重要である」ということです。
アクティブ・ラーニングのポイントは「主体的」
誰かに何かを言われたから、言われたことをただやるのではなく
「なぜそうなるのか」
「どうしてこうなるのか」
「このことは一体どのようなことに繋がっていくのか」
「なぜこのことをやっていくべきなのか」
などなど、
額面通りを受け止めるだけではなく、
「この目の前にあることは、一体、自分にとって、どのような意味をなすのか」を
「自分の頭で考え、自分の言葉で表現していく」ことがポイントなのだと思います。
例えば…
「どうして人は、空を飛べないの?」
という疑問そのものを自ら発して、
自ら答えるような人になっていく教育が今、求められているのですね。
もしくは
「どうして人は、空を飛べないの?」
という疑問を他人に発して、
その他人の答えを「なんでそうなるんだろう?」と
更に追求していく人になっていく教育といってもいいでしょう。
目の前に出てくる課題に対して、
自分はこう考えるが、あなたはどう考えますか?
なるほど、そう考えるんですね。
すると、こういうことになるかもしれませんね。
それについては、あなたはどう考えますか?
確かに、そうなるかもしれませんね。
だけど、こうも考えられませんか?
そしたら、こうなっていくから、こういう結果になるってことでしょうね。
というような「学び合い」の場が、
アクティブ・ラーニングの根本なのだろうと思います。
学び合いの場…
どこかで聞いたことのあるフレーズですね
そうです
みかんせいの学習理念そのものです
つまり…
みかんせいの学習は、すでに「アクティブ・ラーニング」だってことですね!
やっと時代が追いついてきましたか(笑)
まぁウチの場合は、狙ってやっていたというよりも、
必然的にそうなっていった、ということなんですけどね
なぜなら…
学び合いの方が、講師が教えるよりも「わかる!」ってなるからです(笑)
教えられる方のプライドもあるのでしょうが、
競争心が原動力になるんでしょうね〜
いいことです
というわけで、
アクティブ・ラーニングという学習方法が広がりを見せるのはとてもいいことなので、
みかんせいではもっと「進化した」アクティブ・ラーニングに取り組んでいこうかと思っています
その結果は…またいつかお伝えできたらと思います
まずは、みかんせいの講師陣に試してから、生徒の皆さんにしてもらおうかなと(^ ^)
それではまた、別の機会にお会いしましょう
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