Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college.
もちろん、大学にいた時には、将来を見据えて、点と点をつなぐことはわかりませんでした。
Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
繰り返します、将来を見据えて、点と点をつなぐことはできません。後になって、それらをつなぐことができるくらいです。
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
だから、点と点はいつか将来的にどこかでつながるのだと信じるほかにないのです。
You have to trust in something ― your gut, destiny, life, karma, whatever.
信じなくてはなりません。君のガッツや運命や人生やカルマや他のなんでも。
This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
このアプローチはこれまで一度も私を後悔させたことはありません。
そして、それは私の人生に最大の違いを与えてくれたのです。
…
さて、この言葉が誰の言葉かわかりますか?
とても有名で、とてもhungryで、とてもfoolishな人生を歩んだ人です。
僕の尊敬する人の一人であり、今このブログも彼の”作品”で書いています。
その人の名は…
Steve Jobs
スタンフォード大学でのスピーチの中の一節です。
ちょっと別の本を読んでいた時に、このスピーチの一節が引用されていたので、
久しぶりにYouTubeで見てしまいました。
Stay Hungry, Stay Foolish.
この一言がとても有名なあのスピーチです。
実は、弊社みかんせいのロゴにもちょっと使わせてもらっています。
みかんせいのロゴの下の部分なんですが…
「Stay learning, Know the objective」
という一言が書いてあるんです。
この最初の「Stay learning」はこの一節からの引用(パクリ?)です。
「Stay learning, Know the objective」は
「学び続けよ、目的を知るために」という意味です。
人生は学びの連続である。
なぜなら人には生まれてきた目的があるのだから、その目的を知るためには学び続けるのです。
という意味を込めています。
本当はそのまま「Stay Hungry, Stay Foolish.」にしようかと思ったのですが…
あまりに偉大な言葉なので、使えませんでした(笑)
点と点はつながっている…
ジョブズは、とても波乱万丈な人生でしたが、
どの点(出来事)も、”今現在”につながっていた、考えていました。
でも「その瞬間はそれが未来につながっているなんてわからない」と言っています。
後になって、「あぁ、あの点とこの点がつながっていたんだ」ということがわかる、と。
つまりは、未来はわからないけれど、過去の点と今の点は間違いなくつながっていて、
無意味な出来事など何もない、と言っているのだと思います。
だから「今のこの努力(ガッツ)も、運命も、人生も、カルマ(業)も、なんでも」信じることが、
未来を作るのだ」ということですね。
将来の役に立たないことなど…ない!
だから、今やっていることで、今経験していることで、
将来の役に立たないことなど何もないのだということなんです。
嫌なこともあるし、嬉しいこともあるけれども、
それらを経験できることは「幸運」なことと信じる。
ジョブズは、自分が設立したAPPLE社を「クビ」にされています。
怖いですよね…
弊社でいうなら僕が「クビ」になるということです。
まぁ…僕の場合そうなってもアリそうな気がしますが…(汗)
もちろんジョブズは落ち込むのですが、彼は仕事に復帰します。
理由は…
I still loved what I did.(仕事がまだ好きだった)
からです。
その時に買収したのが、後にPixarとなるCGアニメーションを作る会社です。
「トイ・ストーリー」を作ったといえば、よくわかると思います。
ということは…ジョブズがAPPLE社を解雇されなければ、
あの名作は生まれなかったということなんでしょうね。
僕はDisney映画はそんなに観ませんが、トイ・ストーリーは大好きで何度も観ました。
実はPixarがジョブズが買収した会社というのは、この時は知らなかったんですけどね。
まぁそれは余談として、
創設した会社を解雇されるという衝撃的なことも、
ジョブズは「幸運だった」と言っているんです。
なかなかねぇ…そういう心境にはなれないかもしれませんが、
でも時間の経過と「その後の出来事」を考えると、
「幸運だった」と思うのかもしれません。
要は「どんなつらいこと(点)でも、
今現在(点)から見ると、必要なことだった」
と言えるくらいの”今現在”になっているかどうかってことだと思います。
「なっているか…」というよりも「何をしてきたか」なんでしょうね。
将来を見据えてこの点とあの点がつながっているかはわからない。
でも、後から見るとこの点とあの点がつながっていたことがわかる。
後悔するのではなく、
今現在を受け入れている人の姿です。
諦めではなく、信じる。
人生を愛する。
そういう人の姿です。
ジョブズのこのときのスピーチは、
Stay Hungry, Stay Foolish.
が有名ですが、これはスピーチの最後に言った言葉です。
なぜこの言葉を最後に贈ったのか。
Foolishは「愚か者」という意味なのですが、
当然ですが、辞書的な額面通りではないです。
おそらくこれは吉田松陰先生の言った「狂」と同じことではないかと思っています。
自らの信念を信じて、信じて、信じ切って、二心なく行動せよ。
…こんな心境に、なりたいなぁと日々反省の毎日です。
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