ある女の子の学校の宿題ノートです。
このノートをパッと見たときに、どのような感想をお持ちになったでしょうか?
一見すると、ぐちゃぐちゃのように見えるノート。。。ですが、
私にはとっても素敵でがんばっている姿が目に浮かぶノートに見えます。
彼女もようやく途中計算を消さなくなりました。
いいね!^^
ノートって何のために取るのでしょう?
テストでも宿題でも、
自分のやった計算をなぜか「消す」生徒が多いように思います。
結果として残るものは、
どんな計算を途中で行ったのかもわからない、答えだけが書かれているノートです。
そのようなノートにどれほどの価値があるのでしょうか。
証拠を残してほしいわけではないのですが、消すという作業にまったく意味がないように思います。
「消さないと先生に怒られるんだ」という生徒もいますが、
必死に行った途中計算を残して提出して怒る先生などいません。
この生徒さんは、計算びっしりのこのノートで褒められたそうです。
これこそノートだ!!と。
嬉しかったみたいで、私も嬉しくなりました。
もし計算ノートで消さなければいけないと言っているのであれば、
勉強するなと言っていることと同じです。
考えるためには、いろんなことを書き出すことが一番です。
必死に考えているならばその書き出したものをいちいち消している暇などないはずです。もしかすると、(消してきた)考えてきた中にヒントが隠れているかもしれません。
「消す」という行為は、今までの「思考を消す」ことと同じなんです。
一冊の本と一本のえんぴつ
それだけで学ぶことはたくさんできます。
そこに消しゴムなど必要ありません。
見た目を気にするのではなく、中身を重視してほしいなと思います。
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