母の胸は愛のスタート
自己肯定感は、では「どこ」から育つと思いますか?
最初に、愛を感じるのは、お母さんの「胸」だと言われています。
「体に感じる愛」と「心に感じる愛」の両方です。
赤ちゃんが初めて口にする食べ物は「母乳」です。
お母さんの胸に抱かれながら、胸から母乳を飲みます。
これが体に愛を感じる最初の行為になるのですね。
そして、お母さんの無償と無上の愛は、お母さんの「気持ち」から出てくるもの。
これも「胸の中」にあるもの。
これが心に愛を感じる最初の行為になります。
そう考えると…
母親の胸は命を育てる最高の揺りかごってことになりますよね。
そりゃぁ…
男はどんなに頑張っても女性には勝てるはずありません。
男はせっせと働いてりゃあいいんです。
そう…働き蟻のように(涙)
今の姿を愛する
子どもが「赤ちゃん」のときには、
子どもの「今のすべて」をありのままに愛していたと思います。
100%ヘルプが必要な存在ですから、
赤ちゃんの「今のすべて」に対して、
100%の愛情で応えていたと思います。
この「100%で応える」ことが、
子どもにとって「愛を感じる」ことになるのですね。
ちなみに…
親から愛されていると感じている子どもは、
食べ過ぎないそうです。
愛情には「空腹を感じさせない」作用があるのですね。
その逆の子はとなると…(ー ー;)
えー、話を元に戻します。
子どもは「赤ちゃん」のときには、
子どもの「今のすべて」をありのままに受け入れていましたが、
子どもが成長するにつれて、ちょっと変化してきますよね。
親は、子どもを「100%ヘルプ」することから、
子どもの成長とともに、
子どもがしたがることを「サポート」するように成長するのが望ましいです。
しかし、親の期待感が強く、日々干渉されたり、ヘルプされ続けると、子どもは「あるがままの自分ではいけない」と思ってしまいます。
自分でいることに自信が持てず、親の期待通りでいるときが「いい子」と思ってしまうのですね。
こういう状態では、親がどんなによくしても、むしろやればやるだけ子どもは「愛されていないカモ…」と思うかもしれません。
「頑張れ」
「しっかりね」
「あなたのためよ」
という言葉は、一見肯定的ですが、
言われた子どもはどう思うでしょう?
「今のままではダメ」
「あるがままの自分ではいけない」
「今の自分じゃダメなのかな・・」
と思ってしまうかもしれません。
また、「早く」という言葉も同様です。
親の都合に合わせて子どもを動かすことは、子どもの「今」を否定することにつながるかもしれません。
大人と子どもでは時間の感覚が違います。
子どもにとっては未来なんてないのです。
子どもにとって「今」がすべてなのです。
幼ければ幼いほど、過去にも未来にも左右されずに、「今」を楽しみます。
「今を楽しむ」のは子どもが、自分の中の創造力を伸ばす最高の自己教育なのです。
子どもが「赤ちゃん」だった頃のように、
子どもの「今のすべて」を愛することで、
子どもの「自己肯定感」は育まれます。
そのためには、
手を出して助けるヘルプではなく、
子どもの「したい」を支援するサポートに徹することだと思います。
みかんせいの教育理念の一つがこれです。
「生徒の背中を後押しする」
決して、手を引っ張ったり、
こちらが先頭に立つことはないです。
子どもにとって「戻る場所」があることは、
無上の安心感でしょう。
その場所は成長するたびに変わっていきますが、
その最初の場所は「母親の胸」なのだと思います。
きっと母親への「甘え」が愛情を育むってことですね。
太陽も
海も
地球も
宇宙も
すべて「女性」で表現されます。
実は…
神社の鳥居も女性なんですよね。
そりゃぁ
男は女性には敵わないわなぁ…m(_ _)m
…より豊かな教育のために
山田でした。
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