子どもに伝えること 愛することその②

母の胸は愛のスタート

自己肯定感は、では「どこ」から育つと思いますか?

 

最初に、愛を感じるのは、お母さんの「胸」だと言われています。

 

「体に感じる愛」と「心に感じる愛」の両方です。

 

赤ちゃんが初めて口にする食べ物は「母乳」です。

お母さんの胸に抱かれながら、胸から母乳を飲みます。

これが体に愛を感じる最初の行為になるのですね。

 

そして、お母さんの無償と無上の愛は、お母さんの「気持ち」から出てくるもの。

これも「胸の中」にあるもの。

これが心に愛を感じる最初の行為になります。

 

そう考えると…

母親の胸は命を育てる最高の揺りかごってことになりますよね。

 

そりゃぁ…

男はどんなに頑張っても女性には勝てるはずありません。

男はせっせと働いてりゃあいいんです。

そう…働き蟻のように(涙)

 

今の姿を愛する

子どもが「赤ちゃん」のときには、

子どもの「今のすべて」をありのままに愛していたと思います。

 

100%ヘルプが必要な存在ですから、

赤ちゃんの「今のすべて」に対して、

100%の愛情で応えていたと思います。

 

この「100%で応える」ことが、

子どもにとって「愛を感じる」ことになるのですね。

 

ちなみに…

親から愛されていると感じている子どもは、

食べ過ぎないそうです。

 

愛情には「空腹を感じさせない」作用があるのですね。

 

その逆の子はとなると…(ー ー;)

 

えー、話を元に戻します。

 

子どもは「赤ちゃん」のときには、

子どもの「今のすべて」をありのままに受け入れていましたが、

子どもが成長するにつれて、ちょっと変化してきますよね。

 

親は、子どもを「100%ヘルプ」することから、

子どもの成長とともに、

子どもがしたがることを「サポート」するように成長するのが望ましいです。

 

しかし、親の期待感が強く、日々干渉されたり、ヘルプされ続けると、子どもは「あるがままの自分ではいけない」と思ってしまいます。

 

自分でいることに自信が持てず、親の期待通りでいるときが「いい子」と思ってしまうのですね。

 

こういう状態では、親がどんなによくしても、むしろやればやるだけ子どもは「愛されていないカモ…」と思うかもしれません。

 

 

「頑張れ」

「しっかりね」

「あなたのためよ」

 

という言葉は、一見肯定的ですが、

言われた子どもはどう思うでしょう?

 

「今のままではダメ」

「あるがままの自分ではいけない」

「今の自分じゃダメなのかな・・」

と思ってしまうかもしれません。

 

また、「早く」という言葉も同様です。

 

親の都合に合わせて子どもを動かすことは、子どもの「今」を否定することにつながるかもしれません。

 

大人と子どもでは時間の感覚が違います。

子どもにとっては未来なんてないのです。

子どもにとって「今」がすべてなのです。

 

幼ければ幼いほど、過去にも未来にも左右されずに、「今」を楽しみます。

「今を楽しむ」のは子どもが、自分の中の創造力を伸ばす最高の自己教育なのです。

 

子どもが「赤ちゃん」だった頃のように、

子どもの「今のすべて」を愛することで、

子どもの「自己肯定感」は育まれます。

 

そのためには、

手を出して助けるヘルプではなく、

子どもの「したい」を支援するサポートに徹することだと思います。

 

みかんせいの教育理念の一つがこれです。

「生徒の背中を後押しする」

 

決して、手を引っ張ったり、

こちらが先頭に立つことはないです。

 

子どもにとって「戻る場所」があることは、

無上の安心感でしょう。

 

その場所は成長するたびに変わっていきますが、

その最初の場所は「母親の胸」なのだと思います。

 

きっと母親への「甘え」が愛情を育むってことですね。

 

太陽も

海も

地球も

宇宙も

すべて「女性」で表現されます。

 

実は…

神社の鳥居も女性なんですよね。

 

そりゃぁ

男は女性には敵わないわなぁ…m(_ _)m

 

…より豊かな教育のために

山田でした。