困る…
という経験は、実はとても大事な経験です。
困らない子は責任を感じにくい人になってしまうからです。
自分がした行動の結果、
自分自身が「困ること」になります。
そうすると、とても居心地が悪い。
例えば、図工の時間で絵を描くことになっていた。
でも、絵の具セットの中に、筆が入ってなかった。
としたら…とても困りますよね。
でも、絵の具セットを確認しなかったのは、誰でしょう?
あぁ自分がしなかったな…と思うのであれば、
次はこんなことないようにしようと考えます。
こういう困ったという気持ちが、
行動を変え、良い結果を生み、責任とは何かを学ぶのです。
責任を学ぶ中で、
子どもは物事に対する我慢強さや問題解決力を身につけ、
悩んだり考えることが当たり前のことになるのです。
だから…
子どもは大いに「困らせて」下さい。
小さいうちの「困り」は、学力向上の栄養剤のようなものですから。
より豊かな学びのために…
山田でした。
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