子どもに伝えること 責任感その③

困る…

 

という経験は、実はとても大事な経験です。

 

困らない子は責任を感じにくい人になってしまうからです。

 

自分がした行動の結果、

自分自身が「困ること」になります。

 

そうすると、とても居心地が悪い。

 

例えば、図工の時間で絵を描くことになっていた。

でも、絵の具セットの中に、筆が入ってなかった。

としたら…とても困りますよね。

 

でも、絵の具セットを確認しなかったのは、誰でしょう?

 

あぁ自分がしなかったな…と思うのであれば、

次はこんなことないようにしようと考えます。

 

こういう困ったという気持ちが、

行動を変え、良い結果を生み、責任とは何かを学ぶのです。

 

責任を学ぶ中で、

子どもは物事に対する我慢強さや問題解決力を身につけ、

悩んだり考えることが当たり前のことになるのです。

 

だから…

子どもは大いに「困らせて」下さい。

 

小さいうちの「困り」は、学力向上の栄養剤のようなものですから。

 

 

より豊かな学びのために…

山田でした。