本日の休憩時間。
小学生が日々挑んでいるパズルに挑戦しております。
「頭が大人になりすぎてわからないんですよ」
小学生のころのやわらかい発想が必要ですね(笑)
小学生のみんな〜中3でも苦労するらしいぞ!自信を持って挑め!!
「大人になりすぎてわかんないんですよ〜。」
この発言は、小学生が解いている問題ができないことへの言い訳なのですが(笑)
この言葉だけを切り取るとなんだか嬉しいのか、悲しいのかわからない言葉だな〜と感じたのです。
大人になるということがどういうことかはまだ分からないのですが、
自分の考え方や感じ方が変わっていくことを大きく感じたことが私にもありました。
それは「星の王子さま」を読んだときです。
私がこの本を初めて読んだのは、小学生のころでした。
母の部屋に忍び込んでは、片っぱしから本を読み漁っていた時期です。
小学生のころ、本棚の表紙のかわいい本を探して「星の王子さま」に目がいきました。
かわいい〜読んでみよう〜♪...
「なんだこれ、面白くないし、意味わかんない」
私はこの本を読み切ることができませんでした。
高校生になったある日、ふと本棚にある「星の王子さま」が目に入りました。
久々に読んでみるか〜^^....
「なんだこれ、やっぱり面白くない」
とやはり読み切ることができませんでした。
20歳目前のある日、本屋で「星の王子さま」に目を奪われました。
あれ?こんなんだっけ?読んでみようかな...
「ん!?やべぇ〜なんだこれ、沁みる」
親元を離れ、バイトを始めて、みかんせい(英明塾)に来たころですね。
ガラッと環境が変わり、たくさん遊び廻って、考え方が変わり。。。色んな変化があったころです。
経験によって、物事の見方はまったく変わってくるんですね。
同じ文章なのに、そのときの気持ちによって受け取り方が違うのです。
言葉の持つ力というのは、不思議なものだな〜と思います。
あのころは「つまらない本だ」と感じていたものが、
今では「大事な本専用」本棚に陳列されています。
嬉しいような、悲しいような。
大事だと思える気持ちを持ったがゆえに、
つまらないと思えた気持ちはもう感じることができません。
大人になるということはできることが増える一方で、
できないこともたくさん増えて行くのだなと思います。
だからこそ、傲ることなく学ぶことを続けていきたいなと思いました。
そして、理解しようとする気持ちは忘れちゃいけないなと。
中学生の彼らの気持ちは、
もう昔すぎて忘れちゃっていますし、本当の意味では感じることはできないのですが、
一度経験した身としては、共感することはできるかな〜と思います。
自分もそうだったな〜と。
彼らにとってはすべてが初めての経験で、彼らなりの葛藤があって、
その中で結果を出していかなきゃいけないプレッシャーがあって、
少しずつ厳しい世界へと駆り出されていくわけです。
そんな中で、とびっきり輝けるようになれたらいいな〜と。
今のがんばりはどこかで必ず活きます。だから、いつまでも学び続けてほしいな〜と思います。
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