恐怖していますねぇ…
こんな写真ですみません…
さて今日は、人が行動を起こさない理由について考えてみたいと思います。
いきなりなんだって話ですね(笑)
今時期は、中学生は入試前であったり、学年末テスト前であったりするので、
みんな結構真剣に勉強しています。
この状態が「毎日」続けることができたら、
今よりももっといい成績が出るかも…
なんて思ったりします。
とはいえ、
これはバランスの問題でもあるので、
あんまり毎日緊迫しているとね、
疲れ切ってしまうのも早いかなと…。
というわけで、
明確な目的を持ちさえすれば、
人は自分から動くことができるのですが、
しかしそういうのがない場合は、
人はすぐにサボろうとしてしまいます。
この気持ちに打ち克つこと気持ちを「自覚」というのです。
自覚を持ち、
目的を必ず果たそうとする気持ちを持ち続け、
行動し続けることが、
自分が求める何かを手にする唯一の方法かなと思うのですが、
みなさんはどうでしょう?
僕は…
ゴホン、ゴホン…(笑)
行動を躊躇してしまう理由とは?
それは「恐れ」です!
何かを始めるのはとても怖いですから…
という人がいるのですが、
これはちょっとちがうかなと思います。
あなたが行動を起こす時に直面する恐れとは、
実際には恐れではないかなと思います。
恐れとは、明らかに実在する現実の危機に対する反応です。
例えば、あなたが森の中を歩いていて、
小熊を連れた母熊に出くわした時に感じるような感覚が「恐れ」です。
では、行動を躊躇させる理由が「恐れ」ではないとしたら何でしょうか?
その理由は…
恐れではなく、「不安」です。
不安とは、実在しないことに対して感じる想像のことです。
つまり不安は、自分で勝手に作り上げている恐怖ということになります。
不安は、実際に生命を脅かすような危険ではありません。
にもかかわらず、失敗するのではないかという想像が、自分を不安にさせるのです。
また、失敗したら世間が自分について何と言うだろうという想像で、不安になるのです。
不安からくる恐怖は、あなた自身のことを指しているわけではありません。
でも、人は行動をする時に「恐れ」を抱き、行動を躊躇してしまうのですね。
もう一度いいますが、
不安からくる恐怖は、あなた自身のことではないはずなのです。
なぜなら。。。
まだ行動していないし、失敗もしていないのですから。
自分で勝手に作り上げた不安こそが、
人が行動を起こさない理由なんですね。
ちょっと時間をとって考えてみてください。
そんなことってありませんでしたか?
恐れを言い訳にしていませんか?
だから、
恐れを行動しない言い訳にするは、ちょっと間違っているんですね。
失敗というのは、
自分がとった行動にのみ関連していることです。
もし、あなたが何も行動してなければ、
失敗することはありませんから。
成功したとか、
失敗したとか、
そういうことは、
あなたがとった行動に対してのみ言えることなのです。
なので、
私たちが無視してはいけない、
成否を左右するカギとなる情報は、
私たち自身の行動(特に失敗)そのものであり、
その失敗から私たちは大いに学ぶのです。
自分の行動の結果は、関係ありません。
自分が努力してきた行動から学んだことは、
その成否に関わらず、
絶対に無視してはいけない情報なのです。
それが「失敗から学ぶ」ことであり、
「失敗を活かす」ことになるのです。
そうすることで
同じようなミスをすることはありますが、
同じミスをすることはなくなるでしょう。
特に、
初めてやってみたことがうまくいかなかったとき、
つまり、失敗したときこそ、
そこから何を学ぶかが重要なのです。
パーフェクトな仕上げのためにやるべきこと
それは「同じミスをしない」ことです。
テスト前は、
似たような問題を何度も解きます。
同じ問題を何度も解くこともあります。
そのときに
以前と同じミスをしていては、
本番でも同じことをしてしまうでしょう。
そうした同じミスをしないようになることで、
高得点を叩き出すのです。
つまり
「間違い解答から学ぶこと」ができる子が、
その後、伸びてくる子の特徴です。
結果だけ見ていても、
実は、失敗からは学べません。
なぜ失敗したのか、
何が失敗の原因なのか、
そのことに真摯に向き合う子ほど、
伸びてきます。
テスト前に、子どもが「やばい〜」と言っていたら、
それは、不安です。
自分がしていないことを知っているから不安になるのです。
ただ単に、想像の恐怖でしかありません。
だから…
テスト直前までには、
この「やばい〜」がなくなるよう、
子ども達には精一杯、目の前の課題に取り組んでほしいと思います。
子ども達が、
迷いながらも、
今やるべきことを見失わずに、
力強く進める支援をすることが、
私たち大人の役割かなと思います。
より豊かな教育のために…
山田でした
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