キィーっと玄関のドアが開きました。
そこに立っているのは1人の少年。
手には筆箱を持って、少し緊張した顔の少年。
「おっ?君は一体どうしたんだい?こんにちは」
『こんにちは。ちょっと数学ができなくて困っていて』
「それは困ったね〜。どこらへんからわかんないの??」
『というか、数学が嫌いだから、もういやで...』
「あらまー」
『そんで、今回のテストの結果がやばくて、怒られちゃって...来ました』
「そうかー大変だなー。とりあえず今一番知りたいところを解決するか^^」
と、いきなり体験が始まりました(笑)
そんな数学嫌いな少年の話を聞いてみると、
ちょっとしたことが引っかかっていただけのよう。。。うん、彼は大丈夫!
彼がやりやすい方法の解き方を説明してみると、、、
『なんだーそういうことだったのかー!じゃあ、この方法はやらなくても大丈夫?』
「そうだね。まずは、わかる方法で出来るようになろう!」
『だったら、大丈夫!』
と言って、類似問題6問をちゃちゃっと解いちゃいました。
「なんだ、やれるじゃんか!!」
『こんなに数学が楽しいって思ったことなかった』
「でしょー。意外とできるしょー」
『はい。よかったー!!また来ます』(満面の笑み)
「はいよー。待ってるね^^」
もちろん、計算ミスの多さとか、
考えの方法を忘れちゃったとか、
まだ課題は残っていますし、
複雑な問題になるとひっかかってしまうかもしれないのですが、
大事なことは
「自分の力で解くことができる」ことを知り、
「自分のがんばってきたものが無駄ではない」ことを実感することです。
できないと言っていても、これまでたくさん学習してきたことは確かですから。
それをうまく使いこなせていないだけだったんですね。
使い方を知るだけで、世界が広がったかのように、目の前が明るくなります。
「数学が楽しい」
嬉しい言葉です^^
貴重な時間をありがとうね!!
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