昨日泣きじゃくっていた生徒さんが、
今日は満面の笑みで問題に取り組んでいます。
「問題やってみるか〜」
『はいっ!』(ニコ)
素敵な笑顔でびっくり嬉しいひと時でした^^
この生徒さんは、昨日、自分に嘘をつきました。
わからないのに「分かります」と言うのが口癖。
確認問題は全部「○」
全問正解なのにチェック時の表情がどこか曇りがち。
確認のために質問すると黙ってしまう。
一体何の為に、丸なんてつけるのでしょう...
「そんなに丸が欲しいなら、全部丸をあげるよ。
たとえ白紙でも花丸をあげるよ!100点をあげるよ!
...君はそれで満足なのかい?」
つぎの瞬間、
「それは...いやです...」
ダー(T T)ー...と泣き始めてしまいました。
(お前は三井か!とツッコミたくなりました。年代がバレますね(笑))
少々手荒な治療でしたが、
ちゃんと気持ちは届いていたようで良かったです。
今日は「ここが分からないです」と、質問することもできました。
そして、「問題いけるかい?」と尋ねたところ、
「大丈夫です!」と心強い返事が返ってきました。
結果は、今度こそ本当に全問正解。
当然ニコニコと自信たっぷりに持ってきます。
「できるじゃん!」
『はい。もう大丈夫です』ニコ
同じ生徒?と思うほど、表情が違いました。
しっかりと自分に向き合った結果ですね。
分からないことを聞くというのは至極当然の動きなのですが、
「分からない」と言うことができない生徒もいます。
それが、
分からないところが分からないからなのか、
分からないことが恥ずかしいからなのか、
分からないことを気にしていないのか、、、
どんな理由なのかは知りません。
でも、「分からないままにしておく」ということが
どういう結果になるのかは知っていて欲しいなと思っています。
わかって、
できて、
嬉しい、
楽しい、
もっとやろう!
そんな学習にしていきたいですね^^