勇気を持って進んだら…

では早速…

 

短気な性格を直す7つのステップについて見ていきましょう!

短気な性格を直す7つのステップ

①問題を自覚する

 問題があることを自覚していなければ、

 その克服をしないとも思わないし、

 必要なことをしようとも思いません。

 だから、短気な性格(怒りやすい)が

 公私共に「良くないなぁ」と自覚したら、

 それは成功への第一歩と言えます。

 

 

②決意する

 短気な性格を直すことを本気で決意しましょう。

 当たり前ですが、これは大事なキーポイントです。

 これでいいやとか、こういうもんだ、と思っていたら、

 そりゃぁ…直せません。

 自分の悪い部分を徹底的に変えるという決意がないと、

 きっと何にもなりません。

 

 

③想像する

 怒りを引き起こすような状況で、冷静さを保って

 建設的な態度で対応している自分の姿を想像しましょう。

 いつもなら怒っている状況なのに私落ち着いている!

 っていうシミュレーションはいざという時に冷静になれます。

 

④心の中でゲームする

 まず「怒っている振り」をしてみます。

 次に…身長200cm、体重150kgの恐ろしい男が斧を持って部屋に押し入り、

 あなたを睨みつけて「今すぐに怒りを鎮めないと、大変なことになるぞ」と言っています。

 あなたはどうしますか?(1)戦う (2)怒りを鎮める

 どちらが自分を傷つけずにすむでしょう?

 

⑤認める

 

 もし、④で(2)を選んだなら、
 あなたは「その気になれば」怒らないようにできるってことです。

 一度でもそれができるなら…何度でもできますよね。

 

⑥実践する

 怒りがこみ上げてきそうなら、

 こみ上げてきたなら、

 まずは④の状況を思い出しましょう。

 自分を止めることができないって思ったら…

 例の大男があなたの頭上に斧を振りかざすことになります。

 

 もしそんなことになったら…

 あなたは冷静さを取り戻すことができるでしょう。

 そしてそれができるなら、どんな状況でもできます。

 短気な性格を直したいという願望は、

 「いつものようにすぐに怒りを爆発させる」という状況よりも、

 あなたをより強く、より人格者にしてくはずです。

⑦小さな成功を積み重ねる

 自分の進歩に喜びを感じるためにいつも100%成功する…

 という必要なないのです。

 最初はふだんほど激昂しない、言い過ぎていないという程度で十分。

 その後、何度か抑えたけど、また我慢できなかったということもあるでしょう。

 

 怒りを抑えなきゃといって、

 いきなり完璧にやらなきゃっていうプレッシャーを自分にかけてはいけません。

 ましてや自分を責めてはいけません。

 

 常に「最善を尽くす」ことが重要です。

 1日目にできても、2日目にできなきゃ意味ないですから。

 徐々に徐々にそうしているうちに短気な性格が治っています。


 成功の秘訣は…「自分を責めず、できたことに喜ぶ」です。

 

見せてないだけじゃないの?

怒りを見せてないだけで、

心の中は大怒りモードよ!

 

と疑問に思うかもしれませんね。

 

はい、その通りです。

最初のうちは、心の中は大怒りモードです。

さらに「発散(発動)」していかないから、

怒りはあなたの中に残るでしょう。

 

でも、それはあなたが「怒りの感情に支配されるのを許す」ときです。

感情は…コントロールできます。

 

「怒りの感情をコントロールできた」なら

そのことを「喜びの感情」に変えましょう。

 

そして冷静になると…

自分の怒りの原因がわかります。

 

原因がわかれば、

その原因を突き詰めていくのです。

 

そうすればきっと

「すべての問題に自分が関係している」ことに気がつきます。

つまりは「自分に責任がある」って思うことができます。

 

自分の選択と行動の結果なんだってことに気がつくでしょう。

それなのに、誰か自分以外の他人を責めますか?

 

それに気づいて、自覚すると…

あなたは真の強者になっています。

 

もう、怒りの感情に支配されるってことは、

ほとんどなくなっていることでしょう。

 

「北風と太陽」の逸話ではないですが、

人は寒い風より、暖かい光のほうが好きなんです。

 

とはいえ…

どちらもないと自然ではないですからね。

 

「真の強者は感情をコントロールできる」

状況に応じることで、

怒るは「叱る」になりますし、

喜ぶが「褒める」になるでしょう。

 

どちらの感情も本来は「相手のことを思う」からこその感情です。

 

決して…

自分の思い通りにいかないとか、

世間で言われているからとか、

そういった理由からではないでしょう。

 

ということで、

3回シリーズ終了です。

 

 

より豊かな教育のために…

山田でした。