最近来ている小学3年生の生徒さんの疑問。
「今って勉強した方がいいの?」
「今って、今日の今の時間のこと?3年生の学年ってこと?」
「学年」
「どうしてそう思った?」
「3年生になって、いろいろなこと経験している気がして、そういう時期なのかなとふと思った」
(いいところに気付いたな)
「その通り。今は勉強する絶好の機会なんだよ!」と、小学3年生相手に「9歳の壁」の話をし始めてしまいました。20分ほど熱く!(※「9歳の壁」についてはまた別の機会にでも)
「ふーんそうなんだね。じゃ、いろいろと頑張ってみるかな~」
と、その後は文章題の学習を一生懸命頑張ってくれました。
小学生の各学年における“するべき学習”、“してはいけない学習”を子供たち自身が知っているということは、非常に重要なことだと思います。
例えば、低学年のうちの過度な計算練習や漢字練習は毒にしかならないということは、多くの本で取り上げられています。残念ながらそれは周知の事実と言えるほどには広がっていません。一方で、教育という言葉のもとに様々な方法論が自由に発信されています。一度耳を傾けてしまうと、その情報量に圧倒されてしまい、何が正解で、何が正解じゃないのかを判断することが難しくなってしまいます。
そんなときは、ぜひ学校や学習塾などの教育機関を利用し、学習相談をして欲しいですね。
きっと、お子さんの将来を一緒に考えてくれることと思います。