100円の品物が10円安く売っていました。いくらで買いましたか?
という問題にいくら考えても答えが出せない生徒がおりました。
うーん。。。もしや両替ができないのでは??
ということでお店やさんごっこを始めました。たまに何やってるんだろうなって思うこともあります(笑)
「店員さん、100円玉を10円玉に両替してください」
『両替って何ですか?』
「そこかよ!!」
という茶番もありつつ、
「店員さん、100円玉を10円玉にかえてください!」
『はいどうぞ!』
(10円玉9枚)
なぜ!!!!笑笑笑
10円、ぼったくられました。
5円玉1枚と1円玉5枚で10円をつくることや
50円玉1枚と10円玉5枚で100円をつくることなど、
両替の練習すること30分
「店員さん、100円玉3枚を、50円玉と10円玉と5円玉と1円玉にかえてください」
『ふふ〜ん!大丈夫ですよ!はい!どうぞ!』
「ありがとうございます^^」
これにて数を違う数を使って表せることを学びました。
この練習後、もう一度同じ問題にチャレンジ
「100円の品物が10円安く売っていました。いくらで買いましたか?」
1分もかからず、簡単に解いてしまいました。
「100円玉じゃわからないから、10円玉にして考えよう!」と言って^^
100-10と教えてしまえば一瞬のできごとです。
しかし、この子の将来はどうなりますか?
両替もできない状態でどんどんと大人に近づいていくのです。
怖いと思いませんか??
その問題を解くことを目的とすると、このようなことが起こりがちです。
パターンを覚えればいいでしょと。
そうではなく、
その子のつまずきがどこにあるのか
生活で困るところはどこにあるのか
などを見つけてあげ、そこに寄り添ってあげるだけでぐんと変わって来ます。
またなんども両替練習、おつりの練習などを行うことになると思いますが、
ぐんぐんと数の感覚を身につけていってほしいなと思います^^
おまけ
私の似顔絵をブロックで作ってくれました!
とってもでっかいピースつきです
ありがとうございます^^