『文章問題集中』コース その①

「読んでいるけどわからない・・・」

この生徒さんにとって、読むということは“字を目で追う”ことにになっていますね。

つまり、文章を考えることは出来ていないということです。

 

この『絵図化文章題』で学び始めて2年目。

いまさら、『読む』ということはどういうことなのか説明はしません。

私が言うことはただ一つ、「考えてこい!」です。

 

そして、彼は考えました。

あーでもない、こーでもないと。

最後は、いつもの調子で出来ました。

 

完成までのノートをあらためてみてみると、最後だけ別人のように感じますね。

 

そうなんです、まさに別人なのだと思います。

 

「これまでに、何問も絵図化してきているから大丈夫!」

「自分は成長しているから大丈夫!」

などと、勘違いしていはいけません。

真剣に取り組むから出来るようになってきたのです。

自分の持てる力を出し切るから、わかるようになってきたのです。

油断するなど、ありえません。

“文章を丁寧に読んで絵図化する”ことを習得するには、まだまだ修行が足りませんね。

 

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