今更ですが…
多くの物語を読むことは、情緒を豊かにする効果があります。
読書と情緒(参照HP)
多くの本を読んでいる子は、読んでいない子に比べると、
国語以外の学習にも大きな差があります。
これは、言語的な発達もさることながら、
情緒的に安定していると、
じっくり考えることができ、
イメージする力の発達にもなり、
さらに我慢強くもなります。
我慢強さは「忍耐力」であり、
最近では非認知能力の中でも
最も大事な力のひとつと言われている力です。
忍耐力がないと…
すぐにキレたり
自分勝手になったり
いきなり威張ったり
立場的弱者をいじめたり
とにかく我慢ができません。
最近の若者、ではなく、
最近の高齢者、ですね(笑)
でも、なんでしょうかね?
そういう人に限って、
ラーメン1杯に何時間も待ちそうですけど…。
さて、
「本を読む」というのは案外「労力」が必要ですから、
それを「読み続ける」のは忍耐も必要です。
もっとも…
面白い本なら、
何時間でも苦にならずに
読んでしまう人もいますが、
そういう人はきっと
「温和」なのではないかなと思います。
言語能力を高める学習は、
すべての学習の、
ひいてはこれからの人生の基本となる学習
であることは間違いなく、
そして、
学齢が小さければ小さいほど、
効果は絶大です。
本を好きになる子の特徴は、
お母さんやお父さんが
小さいころ読み聞かせをしていたかどうか
というのもあります。
お父さんやお母さんが、
子どもの前で本を読んでいる姿を見ていると
子どもも自然と本を読むようになるかなと…。
子どもにお話を読む
子どもと作り話をする
そうやって
「言葉から状況をイメージすること」
をしていた子は、
本好きになる傾向があります。
もちろん家庭の中で
「本を読む」ことが普通
になっている子も本をよく読みます。
本を読む…
これは家庭でできる最高の家庭学習なのです。