小5年生で、小6の文章題にチャレンジしている生徒さん。
%や比も習っていませんが、なぜか解けている...
単位量あたりの問題も解けている...
連立方程式と言われる内容、速さと時間の関係...
「習ってないよ、こんなの...」と言いながらも
「あれ?解けたぞ?」と、解けている...
一体なぜでしょう?
それは、文章題の内容にひみつがあります。
1年生〜6年生の文章題。
もちろん「図で解く」ことが必須なのですが、
この「図」が正しく書けることが重要なのです。
たしかに数学には「解法」があります。
しかし、それは先人たちが考えに考え抜いた結果、
「こうした方が便利だよ!」という公式にすぎません。
先人たちは公式や解法なしで(論理的に)考えてきた内容なのです。
つまり、知らないことでも考えてみれば気づくことはたくさんあるということですね。
その気づきに出会うために「図」を使って、考えていくんです。
また、文章題の中身はだいたいが「比」の関係でできあがっています。
・一つ分はいくつかしら?
・3倍ってどういうことだろう?
・1セットで100gってどういうことかな?
図に表すことで、いつの間にか「セット」の考え方が身についていきます。
中学生の内容もだいたいのものは「比」を使って解くことができるので、
今のうちにじっくりと慣れておくのはいいことだな〜と思っています。
いろんな解き方に挑戦して、思考力を活性化させていきたいですね!