TRSロボットプログラミング3回目
今回もカムロボ製作です。
前回は、ギアボックス製作がメインディッシュでした。
今回は、その続きからです。
そして全員、進度がバラバラです(笑)
この段階になってくると、
生徒による経験値によって、
進度的に一緒にってことにはしていません。
というのも…
先に進む子がいてくれた方がいいのです。
なぜなら…
その子が「先生」になってくれるから。
先に進んだ子が、
まだそこまで到達していない子に教える。
こういうことで、
教え合いの教室になっていくのですね。
そうしているうちに、
いつの間にか進度も合ってくる(笑)
小3生〜小6生の子達が一堂に会して、
同じロボットを作るのですから、
当然「差」が生まれます。
だけどその差を補っていくことで、
一緒に学ぶ仲間になっていきます。
というのも、
これからカムロボ製作が終了したら、
いよいよプログラミングで、
カムロボを動かしていきます。
基本的なプログラミングは教えますが、
各自で考える課題も出すことになります。
その課題を
個人でも考え、
仲間でも考え、
課題を解決していくという授業になっていきますので、
その時までに「仲間」という意識を持ってほしいなと。
同じものを製作するというのは、
横並びだと個人プレーになりますが、
差が付くと団体プレーになっていきます。
僕としては、
助け合い、補い合いの団体プレーになっていって、
これから課題解決で味わうであろう喜びを、
みんなで感じたいなあと思っています。
成長のスピードは生徒それぞれで違います。
そんなのは当然です。
だけれども、お互いを助け合い、
同じ課題を協力して解決することで、
個人で行う時の成長以上のスピードで
成長していくと思っています。
まだ3回目ですが、
そういう意識と行動が出始めた今回でした。
足並みなんて揃わなくてもいいんです。
だからこその助け合い、補い合い、学び合いです。
この「合い」が、強力な協力になるんですね。
教えないと教え合うものなんです。
不思議ですよね(笑)
でもこれって人間の本能のような気がします。
プログラミングという先端の学問をしながら
お互いに助け合って生きていくという本能を呼び起こす。
おもしろいなぁ(^ ^)