New 1day工作教室

new 1day工作教室のチラシが完成しました。

塾生(帯広だけですが)の皆様の手元にももう少しでお届けします!

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6月も半分過ぎましたね

今日は6月18日なので、

あと3日後の21日が夏至になります。

 

最近は天気が悪いので、

日が長いはずなのですが、

あまり実感できていません。

 

でも…

雲に隠れていても太陽は昇っています。

見えなくても、そこにあるんです。

 

まぁ、当たり前のことなのですが、

どうしても「目には見えないと”ない”」って思ってしまいませんか。

 

見えなくても見える!

というと、嘘くさいですが、

見えなくてもある!

というのは、本当のことです。

 

子ども達の学力は、

決して「目には見えないもの」です。

 

テストの点数というのは見えますが、

でもテストの点数がその子の学力だ、

というのはやはり決めつけが強過ぎます。

 

テストは、物差しの一つにはなりますが、

それは結果の一部であり、

全部ではありません。

 

長い時間をかけて勉強したことも

テストで「問われなければ」

勉強した成果を正当に出すことができません。

 

問われないことを勉強していたから悪い

とはやはり言えないかなと思います。

 

そういうちょっと賭けっぽいところもね、

テストにはあるんです。

 

そういうテストの物差しで、

この子の学力は…というのは、

やはりその子にとっては苦痛もあるでしょう。

 

でもこれは、

テストの点数が悪い子だけに言えることではなく、

テストの点数が良い子にも言えることです。

 

テストの点数が高いからといって、

学力が高いというのも決めつけが強過ぎるかなと。

 

そもそも学力というのは何か?

という問いに、あなたは何と答えますか。

 

生きる力!とか

考える力!とか

論理的思考力の高さ!とか

まぁ色々な表現がありますが、

どれもこれも抽象的概念を超えません。

 

学校での学力は、学校の中だけでのことです。

社会での学力は、社会の中だけでのことです。

 

じゃあ学力ってそんな限定的な力なのかというと、

やっぱり違いますよね。

きっとあなたも感覚的に「それは違うだろう」と思うと思います。

 

社会での学力は、「●●力」といって、

昨今は色々な表現になっていますよね。

 

あんまり「●●力」というのが多過ぎて、

はてさて何を伸ばせば良いのかなぁと(笑)

情報が多過ぎるこの時代には、

もってこいの話題なのでしょうけど、

何だかまともに相手をすると疲れそうな気がします。

 

さて、話がずれました。

「学力」についてです。

 

学力は、全ての力の根本です。

学力は、全ての力の原点です。

言うなれば、人間の中で起こったビッグバンです。

 

だから、生きる力とか、考える力とか、

そういったものは学力を言い表す言葉でありますが、

そういったものは学力の一部分でしかありません。

 

人間の根本の力

それが学力です。

 

人間を人間たらしめている力

それが学力です。

 

なので、

人間誰しもが生まれながらに持っている力であり、

これは自然権なんかよりもずっと長く深い力です。

 

一層抽象的になりましたが(笑)

抽象から具体を生み出す力は、人間特有の力。

 

だから、

学力そのものは目には見えない、形のないものだけれども、

人間は学力を伸ばすことに真剣に取り組んでいくんですね。

 

もちろん人間だけじゃなく、

学力は、生きとし生けるもの全てが持っている力ですから、

この世界で生きている生き物はすべからく「学び」ます。

 

生きるため、ではなく、

よりよく生きるため、にです。

 

何で勉強するの?

という問いかけに、大人は困るかもしれません。

そういう時は、こう答えてあげましょう。

 

勉強する理由…

「それは自分で見つけなさい!

そして、見つかったら、お父さんとお母さんに教えて」と。

「お父さんとお母さんは、あなたが見つけた理由を全力で信じて、応援するよ」と。

 

学力は、見えないものです。

でも、全ての人の中に生まれながらに(生まれる前から)あるものです。

 

当たり前過ぎて、

気が付かないことかもしれませんが、

これはとても有り難いことなんですよねぇ。

 

な〜んてそこはかとなくなことを、

夏至が近いのに、全く雨雲ばかりな空を見ながら思いました。

 

北海道の梅雨明けは、いつになるのやら(笑)