特別学習会ですね

さて、各校舎で「夏の特別学習会(旧夏期講習)」がスタートしています。

 

特別学習会という名前には、

特別な意味があるのですが、

それは「通常学習よりも価値がある学習をする」という意味です。

 

どんなことが特別なのか…の話をするより前に、

ちょっと考えてほしいことがあります。

 

「あなたはどんなことに時間と費用をかけますか?」

 

唐突ですね(笑)

しかし、特別学習会で学習するということで、

いつもの通常学習よりも「時間と費用」がかかります。

 

これは決して軽く考えていいものではありませんし、

ましてや何となくの流れで、などと思っていいものではありません。

 

これは、

「人はどんなことに時間と費用をかけるのか?」

という問いかけでもあります。

 

例えば、あなたのお家にフライパンがあったとします。

きっとありますよね?

もちろん、現役で普通に使えるフライパンであり、

何なら今朝も使ったものです。

 

そういうフライパンがあるにも関わらず、

明日、別のフライパンを買いに行こう!

とは思わないでしょう。

 

なぜなら、

それを必要としていないし、

そのための時間を使うことを無意味だと思っているからです。

つまり、費用も時間もかける理由がない。

価値がない、からです。

 

価値のないものに費用もお金もかけませんよね。

その意味でも特別学習会は”特別”なんです。

 

これまでの通常学習の時間だけではできなかった「特別なこと」を学習する時間。

それが「特別学習会」の意味なんです。

 

ですから、

いつもの時間では学び浅かったことをですね、

この時間を使って、満足度の高い学習をしてほしいなと思います。

 

あなたの「未来」はどうなっているか

またちょっとだけ時間を使って考えてほしいことがあります。

今は2018年7月です。

今年の初めから7ヶ月が経過しました。

もちろん、その間の成長があり、

こうしたいなぁと年初に思ったことのいくつかは達成し、

いくつかはその途上であり、

いくつかは止めてしまったかもしれません。

 

さて、考えでほしいことは、

年初と現時点を一直線で結んだとき、

その延長上に年末があるとしたら、

あなたはそのことに満足できますか。

 

もし満足できないなら、あなたは変える必要があります。

なぜならその延長上にあるのは「予測可能な未来」だからです。

現時点でのあなたの「予測可能な未来」とは、

2015年から2016年、2016年から2017年、2017年から2018年と同じ軌道を描いている未来のことです。

 

人は、誰でも成長します。

しかし、人によってはその成長の傾斜は、ずっと一定であり、

例えるなら、比例定数のとても小さい比例式のようなものです。

とっても「予測しやすい、予測可能な未来」の流れの中にいます。

 

それでも成長しているからいいのです、

という方もいるでしょう。

それは否定するものではありません。

 

しかし、一方では「どう考えてもあり得なさそうな未来」の実現を望む人もいます。

もちろん実現には「本人の学習と努力と想像と喜びと行動」を必要としますが、

その実現のためには「断固たる決意を実行し続ける技術」も同時に必要になります。

 

特別学習会に参加してくれている生徒たちや保護者様は、

みかんせいに「どう考えてもあり得なさそうな未来の実現」を期待していると思います。

 

どう考えてもあり得なさそうな…

と言うのはちょっとオーバーな表現ですが、

「これまでとは違う、もっと大きな成長と成果」を期待して、

みかんせいに通ってくれていることは、

きっと間違い無いのではと思います。

 

「特別」と言うのは、

決して「予測可能な未来」ではなく、

「どう考えてもあり得ない未来」のことです。

 

生徒たちも、保護者様も、

通常とは違う「特別な時間と費用」をかけている特別な想いをですね、

夏の特別学習会で感じながら、

どう考えてもあり得ない未来を実現していきたいと思った今日の初日です。