どちらも同じ生徒さんの数学のノートです。
半球と円柱が組み合わさった図形の表面積を求める問題をやっていたのですが
図を書いていてもうまく利用できずに
とりあえず関係がありそうな面積をいくつか出して考えていました。
しかし、その結果ノートが数字だらけになり、途中から何が何だか分からなくなってしまい
結局正解までたどり着くことはできませんでした…。
ですが、その問題をやり直した2枚目のノートは
見違えるほど整理され正解にたどり着くことができました。
最初の計算での”問題点”は
どこの長さを表した数字なのか、どこの面積を出しているのか…
いろいろと不明確なところがあり結局よくわからなくなってしまったことでした。
なので、その問題点を踏まえて
やり直しで気を付けたポイントは
① 図をかいたときに面積を出す図形を明確にすること
② 面積を出すときには言葉の式(公式)を書いてあてはめて計算をしていくこと です。
「面積を出すのに必要な図形にそれぞれ番号をつけて分けて考え、1つ1つの公式を書く」
というちょっとした工夫をするだけでできなかった問題ができるようになりました。
大切なのは
なぜ間違えてしまったのかの理由を明確にして
それを解決できる方法を見つけることです。
分析と少しの手間で自分のできることが増えるかもしれませんね。