TRSメカニック第9回

タミヤロボットスクール 第9回

大型ロボット作りも中盤になっています。

 

ギアボックスを組み立てては、起動実験

モーターを組み込んでは、起動実験

タイヤをはめ込んでは、起動実験

とまぁ、パーツを組み上げるたびに、

「自分で動かす」ことで、

「出来てきてるぜ!」感が増します。

 

そうなるとおもしろいもので、

文句が出ません(笑)

 

やはり、作り始めの頃は、

作り慣れてないのと、

マニュアルが見れない(読めない)のと、

技術的に未熟なのと、

成功経験がないので、

すぐに「できない」「やって」

という言葉が出てきました。

 

挙句、こちらが手直ししているのに

あらぬ方向を見て、

暇そうにしているなんて姿もありました。

 

まぁ…

そんなことのあとはちょっとしたお説教タイムになるのですが…(笑)

 

でも、今はこちらが手助けしようものなら、

すぐに自分でやるよ的に

パーツやドライバーを自分の手の方に持っていきます。

もちろん自分で行うためです。

 

そんな機微を見ると、

モノ作りでの成長は、

算数の文章題にはない成長があるなぁと感じます。

 

マニュアルには、図解の他に、写真での説明もあります。

というのも、リモコンコードには4種類の色が付いているので、

写真の方が、言葉での説明よりも見やすいからなのですが…

 

それでもその色の違いを気にせずに、

モーターにコードをつなげてしまうこともあります。

 

そんな中で起動実験をすると…

リモコンで「前に進め」とレバーを押しても、

ロボットは「後ろに進む」ということになります。

 

おいおい…

そこはちゃんと色を見ようぜ!って話なんですが、

気をつけないとそんなこともありえます。

もちろんマニュアルには「コードの色に注意」と書いています。

 

でもこうした失敗は、いくらでも取り返せます。

なぜなら自分で組み立てているので、

自分で変更することができるからです。

 

そうしていく中で、

きちんとマニュアルを読めるようになり、

ひいては取扱説明書を読めるようになるんです、きっと(笑)

 

大人になって取扱説明書を読めない人は、

小さい頃からの訓練が足りなかった人です。

皆さんは、大丈夫ですか?(笑)

 

まぁ、最近では直感で使えるハード(iPadとか)が多いので、

ラクにはなりましたが、

でも、そういう直感タイプのマシンにもきちんと「取説」はありますからね。

 

さて、話が逸れました。

 

大型ロボットの完成はまでもう少し。

でもこれはまだまだノーマルタイプ。

創意工夫の改造マシンへの第一歩。

楽しみですなぁ