自己分析と同じくらいに大事なことは、
「そこにある事実と問題をその通りに受け入れる」こと。
つまり、客観的事実と問題の分析です。
国語の長文問題では、
基本的には答えになる内容は本文の中にあります。
最近は、ちょっと外側にあること、も解答に加える問題も出てきていますが、
基本的には本文の中にあります。
ということは、
「何を聞かれているのか」よりも、
「何をどのように答えていくのか」がより重要なことです。
質問内容を分析するということは、
質問内容への返答を正しく行うことと言えます。
一週間のうちの何曜日に誕生日パーティーをしましたか?
8月です。
という返答では、何が何だかさっぱり意味が通じません。
でも「何曜日にしたのか」という質問内容に対して
日曜日です、と返答したならば、意味が通じるので正しいと言えます。
問題分析とはこのように
「何をどのように答えていくのか」がより重要なことです。
そのためには、問題文をきちんと読み、
聞かれていることを「正しく返答」できるように、
問題文分析をしなくてはいけません。
というか、そこからがスタートです。
みかんせい式学習プロセスの一つ「国語分析読み」は
問題文分析をしっかりすることで、
長文全体の流れを知り、
何をどのように答えるのかを事前に知ることで、
解答までの最短アプローチを取っていきます。
とはいえ…
すべて正解する!
ということもありません。
答え方はいいですが、狭い範囲しか読めてない場合は、
必要なキーワードやキーセンテンスが不足することもあり、
6点中△4点
ということもあります。
とても残念ですが、
自己採点した後に、解説を読み
「なるほど、ここが足りないんだな」
と自らわかれば、
その経験は次の問題の正解に繋がっていくものなので、
これはこれでよいのです。
塾での学習中は、
間違いが多くても気にすることなく、
大いに間違いましょう笑
間違いの数ほど、人は真剣味を持ち、他人の気持ちを慮る人になっていきます。
勉強面で言えば、
失敗した問題の数ほど、本番での成功に繋がるようになっていきます。
ということで、
この写真の子は今日も国語分析読みに勤しんでおります。