分析する②

自己分析と同じくらいに大事なことは、

「そこにある事実と問題をその通りに受け入れる」こと。

つまり、客観的事実と問題の分析です。

国語の長文問題では、

基本的には答えになる内容は本文の中にあります。

最近は、ちょっと外側にあること、も解答に加える問題も出てきていますが、

基本的には本文の中にあります。

 

ということは、

「何を聞かれているのか」よりも、

「何をどのように答えていくのか」がより重要なことです。

 

質問内容を分析するということは、

質問内容への返答を正しく行うことと言えます。

 

一週間のうちの何曜日に誕生日パーティーをしましたか?

8月です。

 

という返答では、何が何だかさっぱり意味が通じません。

 

でも「何曜日にしたのか」という質問内容に対して

日曜日です、と返答したならば、意味が通じるので正しいと言えます。

 

問題分析とはこのように

「何をどのように答えていくのか」がより重要なことです。

 

そのためには、問題文をきちんと読み、

聞かれていることを「正しく返答」できるように、

問題文分析をしなくてはいけません。

というか、そこからがスタートです。

 

みかんせい式学習プロセスの一つ「国語分析読み」は

問題文分析をしっかりすることで、

長文全体の流れを知り、

何をどのように答えるのかを事前に知ることで、

解答までの最短アプローチを取っていきます。

 

とはいえ…

すべて正解する!

ということもありません。

 

答え方はいいですが、狭い範囲しか読めてない場合は、

必要なキーワードやキーセンテンスが不足することもあり、

6点中△4点

ということもあります。

 

とても残念ですが、

自己採点した後に、解説を読み

「なるほど、ここが足りないんだな」

と自らわかれば、

その経験は次の問題の正解に繋がっていくものなので、

これはこれでよいのです。

 

塾での学習中は、

間違いが多くても気にすることなく、

大いに間違いましょう笑

間違いの数ほど、人は真剣味を持ち、他人の気持ちを慮る人になっていきます。

 

勉強面で言えば、

失敗した問題の数ほど、本番での成功に繋がるようになっていきます。

 

ということで、

この写真の子は今日も国語分析読みに勤しんでおります。