学習スタイルの3つ目は、「ノートまとめ・問題フィードバック型」です。
伸びていく子達の大部分がこの学習スタイルをとっています。
このスタイルは闇雲にノートまとめをしたり、
教科書を読み込むのではなく、
どういうところがポイントなのかを「知ってから」まとめをしたり、
教科書を読むので、無駄な時間をかけずに、
とても効率よく学習を進めることができます。
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教科書を読み、ノートにまとめ、暗記することに時間をかけますが、
それ以上に「問題演習」に時間をかけています。
こうした問題演習を「定着学習」と言います。
「どこを覚えていなくて、どこが理解できていないか」
を確認するための問題と
「本番のテストのつもりで解く」
「自分自身にテストする」
ための問題の2種類をしています。
前者の問題は「間違うことを前提」としているので、間違うことを気にしません。
むしろ「間違いから学ぶ」くらいの気持ちで解いていますから、ストレスフリーです。
そこから得た「自分の弱点」をノートまとめにフィードバックして、
より良いノートを作っていきますので、最初のまとめノートも完璧ではなく、
「一通りをまとめた程度」のものです。
このように「頭の中に入れるための問題」を上手に使い、
自分なりの納得感を得ながら学習を進めています。
大事なことは、
どこを覚え、何を知るべきかを知ることです。
それらは全て「問題」の中にあります。
問題中によく出てくることは重要なことであり、
あまり出てこないものはそうでもありません。
しかしながら、
いきなり「問題」をやろうとしても、
当然ですができるはずはありません。
乗法公式を知らないのに、
因数分解をしようとしても、
なかなかできるものではありません。
(できなくはないですが時間がかかります)
織田信長を知らなければ、
桶狭間の戦いは答えようもありません。
ですから、
いきなり問題をする「いきなりワーク型」では、
できない上にストレスがかかり、
勉強が嫌になってしまいますし、
何より自信をなくします。
多くの子達が「いきなりワーク型」の勉強方法で失敗しています。
そういった子達を「ノートまとめ・問題フィードバック型」の学習スタイルに変えることが
みかんせい式学習プロセスの一環なのです。
次回は「ノートまとめ・問題フィードバック型」の具体的な学習方法についてお話しします。