1対1の時間

ながーいながーい問題を解いております。

 

学校のテストが一段落したので、深みのある問題にチャレンジ!

問題と文章の読み方を一緒に練習中をしております。

 

こちらの問題は、とある高校の過去問で

「数学の公式がどのように生まれてきたのか」

を理解していく問題となっています。

 

なかなか難しい...けれどとても興味深い問題で、

解いていて「はぁーそういうことだったのか!」と気づきがあるのでとても面白いです。

 

ただ、時間が経つにつれて「はぁー頭がパンクしそう...」となる問題です。(笑)

 

きっとこの先の「テスト」と呼ばれるものは、このような内容になっていくのではないかと思います。

それくらい学びを深めるための要素がふんだんに含まれている問題だな〜と感じます。

 

こちらの生徒さんは、この問題を4〜5時間ぶっ通しでやっているのです...恐ろしや。

素晴らしい学習体力です。(あとは好奇心ですね)

 

 

そんなことを思いながら改めてこの写真をみていると、ふと「一体なんだこの光景は!?」と思ったんです。

ここでは当たり前すぎるので気づきませんでしたが、

なんでこんな時間があるのだろう?と。

なんでこんなことやっているんだろう?と。

 

講師と「あーだこーだ」と言いながら問題を一緒に解く時間がある。(もちろん予習はしていますよ^^;)

教えるという一方方向でなく、同じ目線になって考え合うという時間です。

 

この光景は、個人学習(一人一人に合わせた学習で人をみていく学習。自分の創造力を駆使して、他人に自分の考えを説明し、協力して生きていける自主自立の力を育てる学習)ならではの光景なのかなと思うのです。

 

基本的な流れはみんな同じに見えますが、

その中にもちょっとずつ違いがあって同じ進度で進む生徒はいません。

実は同じ問題でも解法の伝え方も違います。

(いっぺん通りではないので、「私が教えてもらったのとちがーう」という声も聞こえます。笑)

同じような問題でも解く問題のレベルも違います。

 

なぜそうなるかというと、物事を考える道筋がみんな違うからです。

その子にとって一番わかる方法で、一番残る方法で、自分で考えられる方法を見つけていきたいな〜と思うのです。

そのためには、その子の目線に立つということが必要だなと...自分目線だと何も見えないのです。

 

本当に生徒たちに教えてもらってばかりです。あーこんな風に考えることがあるのか...と。

そう考えると毎日学ぶことばかりですね。

 

こちらの問題は私にとってもすごく刺激的な内容だったので、

私自身もいっぱい練習して、物事の考え方、見方を練習していきたいと思います!!