わからないことをきく

最近わからないところがわからないのか、

わかっていないことをわかっていないのか、

質問のできていないように思います。

 

質問力は、とても大事な力です。

これから成長していく中で、自分だけの力では絶対に無理なことも出てきます。

そんな時、助けて欲しいって言えるだけで、

助けてくれる人が集まってくる可能性が増えるわけです。

 

だけど、

「ここまで言えばわかってくれるだろう」

「私、先生の方みてるから助けてね。チラチラ」

「ここわからないんだけど、ここまでやってって言われたから..どうしよう。なんか言われるまで待つか...停止」

最後を相手に委ねてしまうことが多いのです。

 

例えば今日あった質問の内容。

「先生、ここに辞書で調べるって書いてあるから...」

 

『だからどうしたー!!!!ヾ(*`Д´*)ノ』と、叫びたくなりますね(笑

 

何をしたいのか、何をして欲しいのかを

自分で最後まで言い切ろう!と促しました。

 

すると、5分くらいかけて頭の中を整頓したようで、

「辞書で調べるって書いてあるんだけど、辞書はどこにありますか?」

と教えてくれました。

 

そうだよね、大事なのは後半です。

 

日本語って回りくどい部分があって、

重要な動詞(述語)部分が最後に来ます。

 

なので、聞く側も時間がなかったり、余裕がなかったりすると、

どうしても相手の言わんとすることを予測して動いてしまいます。

それに慣れてしまうと上記のようなことが起きてしまうのです。

生徒たちと接するとにき「気をつけよう、直そう」と自分に言い聞かせる部分でもあります。

 

また、先日あった出来事。

『〇〇について自分が学んできたことを教えてください』

「・・・さぁ。」と言ったまま、自分の席に戻り、思考停止です。

こちらが手を出すまで何を考えているのやら...

 

『わかんなかったら聞けー!!!!ヾ(*`Д´*)ノ』と、叫びたくなりますね(笑

 

結局、わからないなら質問をしなさい。

わからないことを叱っているのではなく、

わからないことをそのままにしようとする姿勢を叱っているのだよ。

などと説明し、やっと動き出した模様。

 

怒られる=自分がダメだ、自分でやらなきゃ、

ではないんですけどね。。。なかなか伝わらず苦戦中です。

 

 

どちらの例にしても、

相手の出方を伺いすぎるというか、

怒られないように動いているというか、

もっと図々しくなってくれてもいいのにな〜と思う反面、

なかなかとっつきにくい人になっているのかな〜と反省。

 

自分の意志を伝える練習をしていきたいですね。

 

自分から行動するって最初はすごく怖いことですが、

やってみたら案外ささいなことだったりします。

 

やってみて叱られたらしゃーないし、

やってみて無理だって断られたらしゃーないし、

自分から踏み出してみないと、先には進みません。

 

最後を他人に委ねるのではなく、自分の気持ちを言ってみる。

そんな時間にしていきたいなと思っています。