説明を聞くまでもなく、丸をあげたくなる図ですね^^
それくらいにコマ送りで丁寧に書かれた図です。華丸だ〜!
何事を行うにしても「分析」と「整頓」というものは必要不可欠な要素になります。
たくさんの物事を同時に考える時には、
シンプルな考えを積み重ねていくことが必要になります。
シンプルに考えるために必要なことが、
・必要な情報をピックアップし、分析すること
・分析の結果を整頓する(まとめる)こと
多くの子どもたちは「書かない方がかっこいい」とか
「こんなもの書かなくても考えられる」などと言うのですが...
そんなことをくり返すと、だんだんと間違った答えを持ってくることが多くなってきます。
「あ〜計算ミスったー」とか。
「あ〜書けばわかったのにー」とかですね。
理由は簡単です。
時が経つにつれて、問題は複雑化するからです。
頭の中だけで考えることに慣れていると、
複雑な問題になった時にも気づかないうちに頭の中だけで考えようとして「諦めてしまう」のです。
これが文章題が嫌い、難しい〜と言われる原因の一つかなと思っています。
一気に解こうとして「無理」、「難しすぎる」と壁を作ってしまうのですね。とても勿体ないことだなと思います。
だから、簡単な問題でも図解!!
写真の生徒さんは、簡単なことだけれど素直に図解して確実に解いてくれています。
文章をシンプルに整頓する力を身につけておくだけで、
どんどんと複雑化していく問題に対しても、自分の知っている問題にリンク付けができていく。
これが「応用力」と言われれるものになります。
応用とは、やっていないと解けないのではなく、
自分の知っている知識をいかに利用することができるかを問う問題なのです。
きっとこの生徒さんは問題が難しくなってきたとしても、
しっかりとした図解を元に、自分の力を十分に発揮していくことができると思っています。
いやぁ〜素敵な図に巡り会えるとやっぱり嬉しいですね!!