読書技術を上げよう!④ー運動も読むことも一生役に立つ技術ですー

例えば自転車の練習をするとき、「自転車が乗れるようになる」が第一義な訳です。

その後、ロードレースが好きになるか、モトクロスが好きになるか、競輪がスクになるかは二義的なもので、大事なことではないでしょう。自転車の技術は一生その子のためになる能力になるから、きっと頑張るんだと思います。

 

読書も同じです。

本を読む能力は、その子の人生の中でずっと役に立つ能力です。本を読む、文字を読む、言葉を読むことは脳のすべての機能を発達させ、向上させるもので、他のどんな能力よりも価値が高いものです。

言葉を理解する、状況を理解することほど価値の高い能力はありません。

実際、超一流と言われる優れたアスリートはかなりな高い確率で、賢い人が多いです。

なぜなら彼らは体の技術とともに、頭の技術、この場合は「読むための能力」を伸ばしているからです。

 

当然、これは勉強にも当てはまります。

何かを学び取る能力は、その子の人生をより豊かに、より楽しくしてくれるものでしょう。

カラダを使った技と違って、何となく成長の跡が見えにくいのが勉強ですが、勉強をする能力は間違いなく価値の高い能力です。

そして、読書と同じように誰でも努力次第で伸ばすことが可能です。

 

運動オンチはいますけど、勉強オンチは本来いないんです。

ただ、勉強の方法を知らないだけなんです。<続く>