最近とある少年に、毎回単語20〜30問テストを実施しています。
一番最初のテストは、
「覚えるまでにノート4ページに渡って練習してきた」と言って、
一発合格できませんでした。
2回目のテストは、
「結構できる気がする」と言って、本当に一発合格できました。
3回目のテストは、
「家で練習する時間がなかったので、少し勉強させてください」と言って、
30分ほど練習した後に、合格できました。
4回目以降は、
塾に来たら単語を練習して、30分後にテストを実施するというリズムになってきました。
これら行動を見て、
とある人は、『単語覚えるのに時間がかからなくなったね!』って言うかもしれません。
またある人は、『おいおい、家で勉強してこいよ!』って言うかもしれません。
もしかすると、『1回あたりの単語をもっと増やせるんじゃない?』って言うかもしれません。
慣れてきたから、『自分でできそうだから、あとはやってね』って言うかもしれません。
同じ行動でも、その人の様子や意気込み、表情だったり、性格だったりで伝える内容が変わります。
もちろん、ある日はOKだと思っても、次の日はNGだと思うこともあります。
人に何かを伝えるってなかなか難しいなぁ〜と思います。
どれが正解なのかは分からないですが、
同じ現象に対してでもいろんな見方を伝えてもいいのかなと思っています。
テストが近づくたびに、ちょいちょいテクニック的なことを話したりもするのですが、
こんなんじゃ楽しいって感じには至らないよな〜って思うこともあります。
分からなかったことがわかってスッキリする。
解けるようになって嬉しい。
そんな楽しさは感じられると思うのですが、
自分の力で見つけ出したぜ!!っていう自信に満ち溢れるような感動には遠い気がします。
みかんせいで生徒たちと接していると、自分で学ぶことの強みと弱さを一度に感じます。
この弱みの部分に必要なのが、周りからの刺激(声がけや行動)だと思います。
ルーティンになりすぎないように、
刺激的な学習の瞬間に出会えるように、
生徒たちを観察して、必要なところのフォローができていけたらなと思っています。
最後に、最近読んだ漫画から...
「好きなことをする努力家は最強なんですよ!」
ブルっとくるセリフでした。ブルーピリオド、いいですねぇ〜〜^^