みかんせいVIPコース Vol.3-L02
今回のテーマは「他者の視界を手に入れる」です。
他者が何を考えているか?
それを知るには、その人の次のことを想像することが肝要です。
①その人の「人と為り(ひととなり)」を知る
②その人の「見ていること」を知る
③その人の「違和感や欲求」を知る
これらを知ることで、その人が必要としている何かが見えてくるようになります。
そうすると「その人目線での発案」ができるようになるんです。
では今回はブログ内特別授業を始めましょう!
(1)My Targetを決める!
まず自分の「なりたい人」を決めます。
成れるとしたらどんな人になりたいか?
と自問してみるといいですね。
職業でもいいですし、こんなことをしている人でもいいです。さぁ、決まりましたか?
(2)Typeを決める!
次はその人の「特徴」を決めます。
特徴としては、
・それまでしてきたこと・家族構成
・感情〜何をしたら喜び、嬉しがるか
何をされたら怒り、悲しむか
・服装・興味あること・得意なこと・苦手なこと
・実は○○なこと、などなど
(3)Viewを決める!
次にその人の「視界」「見ているもの」を決めます。
視界としては、
相手の視界(実際に見てるもの、心の中)を想像する。
→ターゲットになりきり、
自分とは違う視界を体験してみる。
→詳細な場面を擬似体験する。
(4)Empathyを決める!
次はその人の「共感」を決めます。
共感とは、その人が違和感に思うことや、
もっと〜したいってことです。
感覚的には「自分とその人はもう同じ人」って感じです。
(5)共感で出た違和感やもっと〜を解決する
・原因は何か?
・原因がなくなったときの理想状況は何か?
・理想状況を作るアイデアは何か?
を考えます。
このようにして他者視点から問題解決の発案をしていくのです。
大事なことは、その人になりきる、こと。
そう!
つまり!
”I love you."より”I am you."ってことです笑
というわけで…
ある生徒の様子を特別に掲載します。
おおよそこのようになります。
他者のType, View, Empathyを一言で言うと「ペルソナ」と言います。
ペルソナ的にはしっかりと決められているので、その人になりやすくなっています。
ペルソナはもっと詳しく表すことができますが、最初はこれくらいでも十分です。
実際これからサミットに向けて色々と考えていくことになるのですが、こうした「ペルソナ決め」が明確であればあるほど、より具体性と将来性を持った提案ができるようになります。
架空の誰かではあるのですが、実在の誰かになりうるのが、ペルソナ決めのいいところです。
このようにして、個人ワークを進めながら、社会に影響力を与える能力を学んでいるのがVIPコースなんですね。
生徒たちが楽しんでくれているのは、学校では学べないことを学んでいるからだと思います。
でもきっと一番の理由は、自分の成長を本人たちが感じ取りやすいからじゃないかなぁと思っています。
いい時間を過ごしていますね!