みかんせいVIPコース Vol.4-L.01
今回からVol.4の学習です。
Vol.4のテーマは、「意志を持ち、社会を生きる力」
大人になると、もう一つの別称「社会人」と呼ばれることがあります。
社会人…
よく考えると何だろう?と思いますが、言うなれば「社会と関わって仕事をしている人々」となるでしょうか。
自分という人間と仕事を通じて社会と関わりを持つことから社会人と言うのでしょうね。
この観点から言うと、仕事をすることが社会人としての条件なのだと思います。
そこで「仕事」です!
ここで質問です。
「自分から見て楽しそうに見える仕事ってどんな仕事?」
と言うのが今回のLesson01のテーマです。
仕事をしている人を見て、楽しそうにしているなぁと言う人とつまらなさそうにしているなぁと言う人がいますよね。
その違いは何なのでしょうか。
と、その前に「仕事とは?」を考えていきます。
仕事とは「自分以外の人に価値を提供すること」
価値とは「利用する人に感情を生み出すこと」
つまりは「人を動かすこと」となります。
仕事をすると言うのは、誰かのために何かをしてその人の感情を豊かにする、と言うことなのですね。
さすがVIPテキスト、いいこと言いますね笑
そこで生徒たちには、いろいろな職業の人たちが「どんな感情を(利用者さんに)生み出したいのか」を考えてもらいました。
例えば…
「俳優」なら
”かっこいい”、”面白い”、”笑い”、”目の保養”、”演技楽しめそう”、”真似したい”、”ドキドキ”、”推せる”、”イケメン”
「教師」なら
”わかりやすい”、”恐怖”、”見守ってくれる”、”楽しい”、”なるほど”、”勉強が楽しい”、”ありがたい”、”ストレス”
様々な感情を抱くものですね。
人間は何かしたり、何かしてもらったときには、何かしらの感情を抱くものです。
仕事を通じて、利用者さん(お客さん)に「こんなことができないだろうか?」と考えることはたくさんあると思います。
「こんなことができないだろうか」というのは実際の何か機能的なことではあるのですが、きっとその向こうには「楽しんでほしい」「喜んでほしい」という”ハッピーな感情”を感じてほしい、という気持ちがあるのだと思います。
簡単にいうと、
「モノ」は「感情や欲求」を満たすためのものってことです。
人間は、感情や欲求で何かを買い、買った後に理由付けを考えるものですからね。
というわけで、さっきの質問。
自分から見て楽しそうに見える仕事ってどんな仕事?
ですが、答えは一つではありません。
でも一つだけ言えることは、仕事をする人が「利用者さんのこと」を考えているなら、きっと楽しそうに仕事をしている人に見えるだろうということです。
言われたことことだけをやる仕事もあります。
お客さんのことを考えて、お客さんのハッピーを考えて行う仕事もあります。
もちろん同僚のことを考えて行う仕事もあります。
要は「考えて仕事をするか、しないかの差」です。
考えてする仕事は、きっと楽しく見えると思います。
考えるからこそ苦しさもあると思います。
楽しさも苦しさもあるからこそ、その仕事を真剣に考えている人たちは輝いているんだろうなと思います。
生徒たちにとって、大人であり、社会人である僕たちが、そういう存在であらねばなぁと、改めて考えた今回のレッスンでした。
ふぅ…、大人も大変ですね笑