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線分図をうまく使いこなせています!

 

図がはっきりとしているので、

なぜこの計算に至ったのかが一目瞭然。

説明を聞くまでもなく花丸です^^

 

 

さて、かけ算、わり算、たし算、ひき算。

どんな時にどの計算式を使うのか、

その説明って案外難しいですよね。

 

例えば、かけ算の逆はわり算だ!

なんて説明してしまうと次のような間違いを引き起こしやすくなります。

 

赤は白の2倍。赤と白の合計は12個。

白はいくつでしょう?

 

文章題ができない・・・と悩んでいる生徒さんの多くがこの問題を

12÷2=6 白は6個

 

このように解きます。

 

倍が分かっているから、わり算だ!という考えになってしまうのです。

 

これが「文章を読んでいない」の1つの現象。

分かっていない、読めていないではなく、注目するべきところを読んでいない(注目できていない)のです。

 

では、なぜそのようなことが起こるのか。

それは多分に本人が読もうとしていないこともあると思いますが、

伝える私たち大人側の責任も大きくあると思います。

 

九九を習って、その後にわり算を教えるときに、

わり算はかけ算の逆なんだよ〜と安易に言っちゃう時、ありませんか?

よくやってしまって、その後フォローってこともしょっちゅうあります。

逆なんだけどね〜そもそもかけ算はどんな時に使うかっていうと〜^^;って笑

 

子供たちにとっては、これが魔法の言葉かのように作用します。

聞いた瞬間、スラスラとわり算ができるようになって、

サクサク解けるようになって、

そうこうしているうちに思考が停止して、

「わり算はかけ算の逆」

という言葉だけが頭の中に残ってしまうわけです。

 

逆の関係である。

計算だけを見れば、単純明快で良いのかもしれませんが、

文章題でもそれが当てはまるのか。。。というとやはり違いますよね。

 

これが「読解できない」につながっているのだと思います。

読んでいるつもりにならないように、気をつけたいですね^^