角度〜案外苦手な子は多いのです

問題)1組の三角定規があります。内角はそれぞれ何度でしょう?

 

1つ目 30°、60°、90° 2つ目 45°、45°、90°

 

きっと覚えた記憶があるのではないでしょうか。

 

そして、角度を覚えていなくとも、

数値を出されたらどちらの三角形かの見分けはできるのではないでしょうか。

 

しかし、角度を習いたての子たちの中には、

30°を持つ三角形か、45°を持つ三角形の区別が難しい子もいます。

 

答えが150°の問題で、30°と答える子もいます。

 

これらが意味するのは、角度のイメージがついていないまま、

計算(パターン)だけで答えを導いてきてしまったということです。

 

90°よりも大きい、90°より小さいの感覚が掴めずに、

苦戦している子は意外といるんです。

 

モカの木でもGrade4には角度の問題があって、

生徒たちはいろんな方法で出そうとしてくれています。

 

サクッといける子もいれば、一つ一つ見えるようになってくる子もいます。

 

どちらにも共通してお願いしているのは、

説明している時に、角度を指で示してもらうこと。

ここからここまでが120°、ここの部分が30°・・などなど。

 

そう指を動かしているうちに、見える(感覚)ようになってきます。

一度と見えるようになったら、そこからはもう大丈夫!

 

角度もなんとなく解けるではなくて、自信を持って解ける。

90°、180°、360°の感覚を身につけ、徐々にレベルUPさせていく。

最初が肝心ですね!!